食べる復興支援 東北の食材を使ったカフェや商品で、おいしく味わう支援広がる

2015年3月9日(月)19時0分 BIGLOBEニュース編集部

「はらくっつい東北」オリジナル缶詰/「石巻産銀鮭のクリームスープ仕立て〜ゆずの香り〜」「気仙沼産メカジキの地中海風煮込み」

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2011年3月11日の東日本大震災からまもなく4年が経つ。甚大な被害を受けた岩手県、宮城県、福島県などの被災地では復興が進んでいるが、震災の爪痕は今も大きく残っており、まだまだ多方面からの支援が必要だ。


しかし、ボランティア等への参加はハードルが高く、もう少し手軽に復興を支援できないかと思っている人も多いのではないだろうか。そんな人には食べる復興支援がおススメだ。東北の食材を味わうことで、東北を応援することのできるカフェや商品が登場しているのでご紹介しよう。


■わたす日本橋「わたすカフェ」

「わたす日本橋」は、三井不動産が東日本大震災復興支援の一環として、東北の被災地を応援する情報発信・交流の場として開設した常設スペース。「わたす」は、「橋渡し」の意味で、「南三陸町、東北と日本橋をつなぐ橋渡しをしたい」という想いが込められているそうだ。「わたすカフェ」は、その1階・2階に設けられたカフェで、地元の食材をふんだんに使用した和洋折衷の料理が味わえる。

わたす日本橋「わたすカフェ」

<ディナーメニュー例>
・三陸メカジキバーガー/980円(税込)
・フィッシャーマンカレー/980円(税込)
・三陸シーフードチャウダー/980円(税込)


■「はらくっつい東北」オリジナル缶詰

有名シェフが集う東京の「丸の内シェフズクラブ」と東北エリアのトップシェフがタッグを組んで開発した、気仙沼・石巻の自慢の食材をたっぷり使った缶詰。東北の食ブランドの再生を通じて産業復興を支援する三菱地所の「Rebirth 東北フードプロジェクト」の一環だ。「はらくっつい」とは東北地方の方言で、「お腹いっぱい」の意味。

はらくっつい東北

<ラインアップ>
・石巻産銀鮭のクリームスープ仕立て〜ゆずの香り〜/680円(税込)
・気仙沼産メカジキの地中海風煮込み/680円(税込)
・とろとろさんまとフカヒレとゆずの味噌煮/702円(税込)
・山椒香る金華さばとムール貝とたっぷり野菜のお椀/税込702円(税込)


<販売店>

仙台名店ドットコム
・丸の内カフェ「ease」
・明治屋 丸ビルストアー、日本の御馳走「えん」
・明治屋仙台一番町ストアー
・つかさ屋泉パークタウンタピオ店


■陸前高田市ブランド米「たかたのゆめ」

岩手県陸前高田市のブランド米「たかたのゆめ」は、日本たばこ産業が開発・保有していた品種「いわた13号」を陸前高田市の復興支援を目的として寄贈したもの。丈夫で病気に強い品種で、つややかな炊き上がりや、ふくよかな甘みと粘り気のあるもっちりとした食感が特徴。

陸前高田市ブランド米「たかたのゆめ」

<ラインアップ>
・5キロ/2,571円(税込)
・10キロ/5,000円(税込)


<販売店>
いわて一本松商店<Yahoo復興デパートメント>
・お米館調布本店
・山田屋本店銀座三越店
・米蔵山田屋新宿高島屋店
・観光物産施設「一本松茶屋」


■がんばろう東北!東北物産展

「東北への玄関口」である上野が、上野を通して東北とつながる人を増やし「東北応援」の想いを発信する目的で3月11日から開催する物産展。秋田県特産品開発コンクールで秋田県知事賞を受賞した新ご当地グルメ「ぶたんぽ」やご当地弁当、東北の老舗蔵元の地酒、若手漁師集団「フィッシャーマンジャパン」による海産物などの販売が行われる。

がんばろう東北!東北物産展

<開催期間>
・3月11日(水)10:00〜3月17日(火)17:00


<開催場所>
松坂屋上野店 本館6階催事場内


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