台風進路の予報円が最大40%縮小 進路予報の精度向上で

2016年6月15日(水)17時16分 BIGLOBEニュース編集部

画像は気象庁公式Twitterより

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気象庁は15日、台風の進路や暴風警戒域をより絞り込んで予報すると発表した。


台風の進路予報では、台風の中心が70%の確率で入ると予想される範囲を「予報円」として、台風の中心が予報円内に進んだ場合に風速25メートル以上の暴風となるおそれのある範囲を「暴風警戒域」として示している。気象庁は、近年の数値予報モデルの改良やひまわり8号などの新たな観測データの活用により台風進路予報の精度が向上したことを踏まえ、過去5年間の台風進路予報の成績を検証。予報円の半径を約20%から40%小さくすることが可能だと判断した。これにより、暴風警戒域についてもより絞り込んだ予報ができるとしている。


気象庁は、数年間の予報成績を踏まえて予報円の大きさを随時見直しており、前回は2008年に変更している。


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