高齢者への高額サポート契約で批判殺到 PCデポが対応策を発表「75歳以上の加入者は契約解除を無償に」

2016年8月18日(木)9時22分 BIGLOBEニュース編集部

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パソコンやスマートフォンの販売・サポートを手掛けるPCデポが高齢者に不相応なサポート契約を結ばせ、高額の契約解除料を請求したと批判が集まっていた問題で、PCデポは17日、具体的な対応策を発表した。


今回の問題を精査したPCデポは、「顧客の使用状況にそぐわないサービス提供があったことを重く受け止める」として、特に高齢者へのサポート契約を見直すと発表。70歳以上の顧客が新規に加入する際は、家族や第三者の方の確認を必要とし、加入後3カ月以内のコース変更・契約解除を無償で対応する。また、75歳以上の加入者は、加入期間に関係なくコース変更・契約解除を無償にするとしている。高齢者以外にも、顧客の使用状況にそぐわないサポート契約は、コースの変更及び契約の解除を無償で対応する。


騒動のきっかけとなったのは、「80過ぎの独居老人である父が、PCデポに毎月1万5千円の高額サポート契約を結ばされてました。解約に行ったら契約解除料10万円を支払わされました」というTwitter投稿。契約解除料10万円のレシート画像が添えられていた。投稿者の父親は、普段使用しているノートPCの修理のためPCデポへ行ったところ、毎月約1万5千円のサポート契約を結ばされたという。これに気付いた投稿者が契約解除を申し出。契約解除料として、当初20万円請求されたが、「ゴネたら10万円」になったとのこと。契約の内容は、「ファミリーワイドプランというのを軸に様々なオプションをセット」されたものだった。


ネット上では、インターネットデバイスに疎い高齢者をカモにした契約なのではないかと批判が殺到。契約解除料も、書類には1万円と記載されているにも関わらず20万円請求されたこと、交渉したら半額になったことにも疑問の声があがり、契約した状況や詳細がわからないので判断できないという声も入り交じり炎上状態となっていた。


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