生徒「貴様らに挑戦状を叩きつける」、教員「青二才の分際で」 旭川高専の生徒と教員のやりとりが話題に

2016年10月20日(木)18時48分 BIGLOBEニュース編集部

画像提供:めんま@虚無の犠牲者(@Ryunen_spot)さん

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生徒からの挑戦状に教員も応戦状で受けて立つ、北海道の旭川工業高等専門学校での熱く微笑ましいやりとりが話題になっている。


旭川高専5年の化学科の生徒たちは、教員らに宛てて挑戦状をしたためた。挑戦状には、たびたび提出を求められる大量のレポートや課題、テストの問題文が訳のわからない日本語で書かれている、といった苦情が訴えられている。さらには、過剰に学生をいじり、卒研では奴隷のように扱い、ボロ雑巾のように留年を言い渡すという教員たちを「教員失格どころか人間失格」と断じている。


その生徒たちが鬱積した思いを晴らすために教員に突きつけたのは、ソフトボールでの勝負。「どうせ貴様らのボロボロな体(主に肺と肝臓)では、ろくにバットも持ち上げられないだろう」と挑発し、「十月二十日午前十一時グラウンドにて待つ」と告げた。挑戦状には、このほかにも「女好き」など教員一人ひとりへのメッセージが記されている。


これを受けて教員側は応戦状を提示。「人生には無謀な挑戦をしたくなる時期があるものだが、身の丈を知らないのも程がある。青二才の分際でまさか我々に挑戦するとは…。」と生徒たちの挑戦状を一笑に付した。その上で、「今回は特別にアマちゃんの諸君に、世の中の厳しさを教えてやろう」「我々と同じ土俵で戦えるこの機会をせいぜい楽しむがよい」と生徒の申し出を受けている。


この生徒と教員のやりとりは、かつて在籍した教員の発案によって始められた旭川高専伝統の儀式。毎年、生徒と教員がそれぞれ抱いている普段の思いを遠慮なく文章にし、スポーツで対決する慣わしとなっている。


旭川高専の挑戦状と応戦状


旭川高専の挑戦状と応戦状


旭川高専の挑戦状と応戦状


旭川高専の挑戦状と応戦状


旭川高専の挑戦状と応戦状


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