JR北海道、路線の半分は単独維持が困難 13区間1237キロを公表

2016年11月18日(金)16時59分 BIGLOBEニュース編集部

JR北海道の発表資料

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JR北海道は18日、単独では維持が困難な10路線13区間を発表した。これは路線全体の約半分にあたる1237キロに及ぶ。


JR北海道の発表によると、札沼線の北海道医療大学—新十津川間など3区間は、1列車あたりの利用客数が10人前後と厳しい状況に陥っている。この3区間は、バスなどへの交通手段の転換に向けて地域と相談するとしている。


また、宗谷線の名寄—稚内など8区間は、1キロあたりの1日の利用客数が200人未満となっている。これらの沿線地域に対しては、運賃の値上げや駅の廃止、自治体が施設を保有しJRが運行を行う「上下分離方式」などを相談していく。この他にも既に廃止が決まっている2区間を合わせて、1237キロが単独では維持が困難と位置づけた。

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