SMAP謝罪放送は放送倫理に違反していないのか BPO「審議入りは考えにくい」

2016年1月20日(水)19時12分 BIGLOBEニュース編集部

SMAP謝罪放送は放送倫理に違反していないのか BPO「審議入りは考えにくい」

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国民的アイドルグループSMAPが18日、フジテレビ『SMAP×SMAP』の一部生放送で、解散騒動について謝罪した。悲壮感を漂わせた表情で謝罪するメンバーを目の当たりにし、ネットではメンバーに同情する声や、「公開処刑」「パワハラ」とジャニーズ事務所を糾弾する声が大きくなっている。


なかには、「BPO審議対象」という意見もあり、実際に放送倫理・番組向上機構(BPO)のサイトにはアクセスが殺到、繋がりにくい状態が続いていた。BPOは、視聴者から寄せられた意見を基に、放送倫理や放送による人権問題等に対応する第三者の機関。SMAPの謝罪放送が放送倫理に反しているか審議され、フジテレビが勧告を受ける可能性はあるのか、どのくらい苦情が寄せられているのか、BPOに話を聞いた。


BPOに寄せられた意見は、放送倫理や放送内容の虚偽・演出などの問題を審議・審査する「放送倫理検証委員会」、放送により人権侵害された本人が申し立てを行う「放送人権委員会」、青少年が視聴する放送番組の向上を目指す「青少年委員会」で話し合いが持たれる。BPOによると、今回の謝罪放送は、3つの委員会で検討するような「問題があったようには思わない」、「審議や審理入りの決定は各委員会で行うものだが、審議入りは考えにくいのではないか」とのことだった。また、アクセス障害については「19日午後から20日午前中まで繋がりにくい状況にあったことは認識している」としながらも、「寄せられた苦情の内容や件数は公開できないため、原因がSMAPへの苦情かどうかは回答できない」との回答だった。

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