「二度目の人生を異世界で」作者、中韓へのヘイトスピーチ認め謝罪 TVアニメのキャスト降板
2018年6月6日(水)10時49分 BIGLOBEニュース編集部
10月から放送予定のTVアニメ「二度目の人生を異世界で」の原作者・まいん氏が、過去のTwitterでの発言や作品本編での一部表現において、不快感を与える不適切な表現があったとして謝罪した。
まいん氏は、過去にTwitterで中国を“虫国”や“蟲国”、韓国を“姦国”などと呼び侮辱するヘイトスピーチを繰り返していたと指摘され、物議を醸していた。騒動を受けてまいん氏は、過去の投稿を「多くの方に非常に不快な思いをさせてしまう、不適切な表現がありました」と謝罪。発言の意図については、「事実関係を正確に把握せず、深い考えもなく行った」と説明し、「行きすぎた内容であったことを深く反省」しているとした。また、小説「二度目の人生を異世界で」の一部表現でも、「自らの拙い文章表現と軽率な発言により、不快感をを与える文章となってしまっている」として陳謝した。このため、「小説家になろう」上の該当する箇所の公開を停止し、書籍版の修正も出版社と協議すると表明。なお、個人のTwitterアカウントについては、ツイートすべてを削除し謝罪文の周知の後に廃止するとしている。
「二度目の人生を異世界で」は、小説投稿サイト「小説家になろう」の人気作品で、10月からはTVアニメの放送を予定している。放送中止は発表されていないが、6日10時現在TVアニメ公式サイトはアクセスできなくなっている。また、出演予定だった主人公・功刀蓮弥役の増田俊樹、創造主役の山下七海、ローナ=シュヴァリエ役の中島愛、シオン=ファム=ファタール役の安野希世乃の主要キャスト降板が発表された。
【お詫び】私の過去のいくつかのツイートにつきまして、多くの方に非常に不快な思いをさせてしまう、不適切な表現がありましたことを深くお詫び申し上げます。
— mine (@mine_time2010) 2018年6月5日
事実関係を正確に把握せず、深い考えもなく行った発言ではありますが、行きすぎた内容であったことを深く反省しており、不快に思われた皆さまのお許しを頂けるとは思っておりませんが、心より謝罪させて頂きたいと思います。
— mine (@mine_time2010) 2018年6月5日
ツイッターは、ツイートすべてを削除することに加え、悔悟の念を込め、この謝罪文の周知ののち、当アカウントも廃止致します。
— mine (@mine_time2010) 2018年6月5日
また自著「二度目の人生を異世界で」の一部表現に関しても、自らの拙い文章表現と軽率な発言により、不快感をを与える文章となってしまっていることを、併せてお詫びいたします。
— mine (@mine_time2010) 2018年6月5日
そのため「小説家になろう」上の該当する箇所の公開を停止し、二度と皆様に不快な思いをさせることの無いよう改めて内容を精査いたします。また、書籍版に関しても、該当書籍の修正を行えないか、出版社と相談いたします。
— mine (@mine_time2010) 2018年6月5日
改めまして、この度ご不快な思いをさせてしまった皆様および、ご迷惑をお掛けした関係各位に、ここに深くお詫びを申し上げます。
— mine (@mine_time2010) 2018年6月5日