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「妹が兄を食べる。」人間と化け物の兄妹愛を描く、衝撃のカニバリズムコミックがスゴイ!

ダ・ヴィンチニュース7月10日(水)17時30分
画像:既刊の帯には「究極の兄弟愛!!」「食べたい食べたいお兄ちゃんを食べたい!!」「お兄ちゃんの肉を…っ喰いちぎってくれ!!」と過激なコピーが並ぶ。
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既刊の帯には「究極の兄弟愛!!」「食べたい食べたいお兄ちゃんを食べたい!!」「お兄ちゃんの肉を…っ喰いちぎってくれ!!」と過激なコピーが並ぶ。
 2013年秋アニメでの放送が決定した『pupa(ピューパ)』。
今回は、その原作(作者:茂木清香、月刊コミック アース・スターで連載中)である過激すぎるコミックを紹介しよう。

 現在(2013年7月10日現在)、3巻まで刊行されているこの作品。表紙には全巻、グロテスクな化け物と可愛い2人の子供、という対照的な2つが描かれている何とも印象的なイラストが目を引く。

 しかし、本当に衝撃的なのは、決して期待を裏切らない、いや、ある意味十二分に裏切りまくってくれる中身にある。

<ストーリー>
この物語は、シスコンの兄「現(うつつ)」とブラコンの妹「夢(ゆめ)」の何気ない日常から始まる。

舞台は、普通の人間が暮らす、普通の世界——だった。
父親から虐待を受けていたという過去を持ちながらも、兄妹で仲良く暮らす2人。
しかしその日常は、とある出会いによりあっけなく崩れ去り、そこから、全てが終わりが始まった。

2人の日常は、「pupa(ピューパ)」という謎の感染症によって、非日常な日常へと変化してしまった。
化け物となり、兄を食べることで自分を保つ妹と、そんな妹を何があっても守ると誓い、「生き餌」となった兄。
しかし、この悲惨な現実は、実は必然だった——。
突然兄妹を襲ったこの「pupa」とは、一体何なのだろうか?
そして悲しい運命を背負った兄妹は、どうなってしまうのか——。

<見どころ>
この作品の見どころは、何と言っても「兄妹愛」と、そして「残虐性」。
生存本能という生き物の弱さと、それに相反して湧き出る愛という名の情動。

「ごめんね。」と泣きながら兄を食べる妹は、食後、上気した顔で大人びた表情になる。
そして兄は、喰われる度に身を裂かれる痛みに悶え、しかしそんな妹の表情を見て、満更でもないと思う。

事の重大さの割にさらっと描かれるのだが、その兄妹の捕食シーンが何ともエロい。
妹の表情や描く角度。……作者はフェチの何たるかをよく分かっているようだ。

そして、そんな2人を取り巻く個性的すぎるキャラクターたちも、見どころのひとつだ。
残虐極まりない、兄妹の父親「鬼島四郎」。そして謎の研究者「マリア」、兄妹に救いの手を差し伸べようとする謎の男「ユウ」など。
読めば読むほど、キャラクターの魅力にはまっていく作品だ。
コミックもまだまだ完結しておらず、気になる点が多々あり、続きが非常に気になる。
今後の展開に期待だ。

 アニメでは、この残虐でフェティシズムを感じさせるカニバリズム(人肉嗜食)と兄弟愛という表現規制がかかりそうな2つのテーマをどうように映像化するのだろうか。

 ぜひ、アニメ開始前に原作も読んでみることをおすすめしたいのだが、アニメ化発表を受けて、今のところamazonや各書店では入手しづらい状況のようだ。

 TVアニメ版のスタッフは、監督に「魔法の天使クリィミーマミ」や「きまぐれオレンジ☆ロード」など少女の演出に定評のあるベテランの望月智充氏、制作は、「ひぐらしの鳴く頃に」や「ローゼンメイデン」等を手掛けたスタジオディーンが担当する。

 この秋期待の一作だ。

(文=月乃雫)

こちらもチェック
TVアニメ「pupa」公式サイト
http://www.pupa-anime.com/

公式Twitter
現:@pupa_utsutsu
夢:@pupa_yume

(ダ・ヴィンチ電子ナビ アニメ部より)

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