米NSA 日本の内閣や省庁、大企業など35カ所を盗聴し他国へも共有とWikileaksが発表

2015年7月31日(金)20時27分 BIGLOBEニュース編集部

米NSA 日本の内閣や省庁、大企業など35カ所を盗聴し他国へも共有とWikileaksが発表/画像はWikileaksサイト

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7月31日、内部告発サイト「Wikileaks(ウィキリークス)」は、NSA(アメリカ国家安全保障局)が日本の内閣や省庁、日銀、三菱などの大企業35カ所を盗聴していると発表した。WikiLeaksは、匿名により政府、企業、宗教などに関する機密情報を公開するウェブサイトの一つ。


WikiLeaksによると、盗聴は第一次安倍政権や政府関係者、日本銀行、三菱商事の天然ガス部門や三井物産の石油部門といった民間企業、黒田日銀総裁などの個人に対して行われ、日本の貿易交渉や技術開発計画、エネルギー政策などの情報を目的にしていた。


また、盗聴内容は、イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドへもファイブ・アイズに基づき共有されていたとのこと。ファイブ・アイズは、この5カ国による諜報に関する協定の通称で、各国の諜報機関が傍受した盗聴内容や盗聴設備などを共有・相互利用するための協定だ。


Wikileaksは、これらの監視超大国に名誉や尊敬を持った行動を期待せず、ルールは存在しないということが日本への教訓だとしている。


Wikileaksのリリース

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