「出勤してえらい」肯定し褒めてくれる西武鉄道のエールに「優しさが染みる」 阪急電鉄の広告が物議醸し注目集める

2019年6月11日(火)15時4分 BIGLOBEニュース編集部

画像はコウペンちゃん はなまる日和Twitterスクリーンショット

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阪急電鉄の中吊り広告が物議を醸し掲載中止となる一方で、肯定して褒めてくれる西武鉄道の広告がにわかに注目を集めている。


西武鉄道では、癒し系のキャラクターとして人気のコウペンちゃんとのコラボ企画を3月から実施している。中吊り広告では企画の概要のみを伝え、何をしても肯定してくれるコウペンちゃんが、「電車のってえらい!」「出勤してえらい!」と、そうすることが当たり前になっていることも優しく称賛。「いつもがんばってるのみてるよー!」「いつもおうえんしえるからね!」と見守るように応援している。


このコウペンちゃんの広告は、阪急電鉄の広告が物議を醸すとにわかに注目を集めTwitterで話題に。「優しさが染みる」「私も出勤して偉いって言われたい」「これだよこういうのだよ求めてたの!癒される」「疲れてるときに見たら泣く自信ある」「毎日フラフラな電車で見たいのは説教染みた言葉よりも労いの言葉」といった称賛の声が相次いでいる。


阪急電鉄の広告は、仕事に誇りと志を見出す人々の言葉として紹介していた。しかし、「毎月50万円もらって毎日 生き甲斐のない生活を送るか、30万円だけど仕事に行くのが楽しみで 仕方ないという生活と、どっちがいいか」という80代の研究者の言葉が物議に。「時代錯誤」「若い世代の給与を知らないのか」「やりがい搾取」といった疑問の声や意見が殺到し、阪急電鉄は予定よりも前倒しで広告を中止する事態となった。


BIGLOBEニュース編集部 BIGLOBEニュース編集部RSS

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