スーパーボランティア・尾畠春夫氏“初の著書”が出版中止 取材殺到で心身の負担大きく「今後一切の露出を控えたい」

2018年11月7日(水)16時50分 BIGLOBEニュース編集部

一歩前へ

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スーパーボランティア・尾畠春夫氏の著書「一歩前へ」が出版中止となったことがわかった。アチーブメント出版がホームページで発表した。


「一歩前へ」は、山口県周防大島町で行方不明だった2歳男児を救出し注目を集めた尾畠氏“初の著書”として出版する予定だった書籍。アチーブメント出版によると、担当編集者が尾畠氏とボランティア活動を共にし、1〜2時間程度のインタビュー取材を計6日間行い制作。尾畠氏は、「原稿確認・印税は一切不要」との意向で、印税全額と売上金の一部を平成30年7月豪雨の被災者支援金として寄付することも決まっていたという。


しかし、10月10日に尾畠氏から「他に出版を検討している出版社と出版時期を揃えてもらいたい」との要望があったとして、アチーブメント出版は10月12日に予定していた発売を延期。その後、尾畠氏の元には配本延期に関する取材が殺到。これ以上の取材対応は心身への負担が大きいとして「今後一切の露出を控えたく、出版社を問わずおよそ書籍出版は中止したい」との申し入れがあったとしている。

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