宅配ボックスを他人が勝手に設置、「置き配」狙いの窃盗か ヤマト運輸は「荷物を置いていくことはない」

2018年9月4日(火)12時50分 BIGLOBEニュース編集部

画像提供:すぴ(@Bar_Speakeasy)さん(編集部にて一部加工)

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夜に営業している店の玄関先に他人が勝手に宅配ボックスを設置し、Twitterで話題になっている。昼の不在時を狙った窃盗目的とみられ、店は同業者などに注意を呼びかけている。


大阪市にあるバー「Bar Speakeasy」の店の扉には、「宅配BOX修理中のため 各宅配業者様へ」とのボードが掲げられていた。ボードには、「不在時の郵便物(荷物)は、緑のケースへ配達完了のほう いつも通りお願い致します(「カゴに入れておきました」という不在票も一緒にお願いします。)」と記載。扉の前には荷物を入れてもらうためのケースが置かれていた。しかし、この宅配ボックスは店側ではなく他人が勝手に設置したもの。昼に来てこれを発見した店側は、閉店中で不在の時間帯を狙って荷物を盗むためのものだとして、「ご同業の皆様、注意してください」と呼びかけている。


「宅急便」を提供しているヤマト運輸に話を聞いたところ、今回のようなケースで荷物を置いていくことはないとのこと。宅配先と事前に受け取りについて相談することはあるが、基本は手渡しとした。また、日本郵便がWebで公開している「宅配ボックスの規格要件」にも当てはまらないため、実際に盗難被害にあう可能性は低いといえる。なお、日本郵便は2019年春頃に「ゆうパック」の指定場所配達サービスを開始する予定。条件を限って不在時の玄関先への「置き配」が可能になるとみられる。


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