男前がすぎる!ロボットゴリラを前にシルバーバックのゴリラ、「ここは俺が行く、お前らは下がってろ」(ウガンダ)

2月1日(土)11時30分 カラパイア

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 自分史上抱かれたい動物ナンバーワンは、2020年も引き続き、シルバーバックのゴリラぱいせんに確定しちゃったかもしれない。

 ウガンダで、子供サイズのスパイロボットゴリラを森に投入し、ゴリラの群れがどのような反応をするのか、という実験をが行われた。

 するとやはり!群れのボスであるシルバーバックのオスゴリラが、突然入り込んできたロボットゴリラから群れを守るために、男前な態度で挑んだのだ。

Spy Gorilla Goes Face To Face With Alpha Silverback | BBC Earth

・森に精巧なロボットゴリラを投入、ゴリラたちの反応は?

 BBCドキュメンタリー制作スタッフは、ウガンダのブゥンディ・インペネットレーブル国立公園で、ゴリラの群れがロボットのロボットゴリラにどのような反応をするかを撮影した。

 精巧に作られた子供ゴリラのロボットの中には、隠しカメラが搭載されており、ロボット目線でゴリラの群れを観察できる。

 群れ一族は、突然現れたロボットゴリラに好奇心を露わにし、木から降りて来た。子ゴリラや親ゴリラたちは、ロボットゴリラに近付き様子を探っている。

 そこでロボットゴリラは、互いを知るためのサインとして手を差し出し、友好的な態度を示そうと試みた。

 自分と似たようなサイズのロボットゴリラにいち早く興味を示した子ゴリラは、そっとロボットゴリラの手に触れる。


・シルバーバックのオスゴリラが動いた!

 しかしその時、木の上にいた群れのリーダー、シルバーバックから「ちょっと待った!」がかかった。

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 そして自ら木から降りてきた。

 ロボットゴリラはまだ敵か味方かもわかっていない。ここはシルバーバックの縄張りであり、彼の許可がないとロボットゴリラは居続けることができない。

 群れの安全を守るため、シルバーバックはゆっくりとロボットゴリラに歩み寄った。

 ロボットゴリラは、抵抗心がないことを示すかのように動かず、瞬きだけをしてシルバーバックと群れをじっと見つめ返す。

 好奇心が抑えきれず、ロボットゴリラに近付こうとする家族に、「お前らは下がってろ」と一喝するシルバーバック。


 彼には、この見慣れぬゴリラが、自分の家族にとって本当に安全かどうかを見極めなければならない重要な責任があるのだ。


・安全確認完了!判定無害

 シルバーバックは、群れとの距離をわざと示すかのように、自分の太い腕をロボットゴリラの前に出し、ひとまず警戒心を示した。

 しかし、怪しい者に対してすぐに攻撃する姿勢を見せず、あくまでも落ち着き払った態度で接し、威厳を見せるシルバーバック。さすがだ。

 そして、シルバーバックの決断が下された。どうやらロボットゴリラは「危険ではない」と判断されたようだ。シルバーバックはロボットゴリラに背中を向け、後ろに下がってリラックスし始めた。

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・シルバーバックに守られている家族

 ボスがロボットゴリラを群れの近くにいさせることを許可したことで、周りも“新入り”と認識したのか、子ゴリラは再び遊びたいモードでロボットゴリラに接し始めた。

 腹をドンドンと叩く仕草は、成長したゴリラの場合は主に権力の誇示だが、子ゴリラの場合は友好的な態度を示し「遊ぼうよ」と誘っているサインでもある。

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 子ゴリラが、ロボットゴリラの前で何度も腹を叩くと、ロボットゴリラも同じように腹を叩く。子ゴリラはその反応に喜び、近付いてロボットゴリラに触れようとした。

 その時、ロボットゴリラが転倒してしまった。


 ロボットなので、自ら起き上がることはできない。仰向けになった状態を保つロボットゴリラを心配そうに見る子ゴリラ。

 「俺、何もしてねーよ」と言わんばかりの表情で、そっとロボットゴリラの傍を離れる子ゴリラの態度は、まるで人間のやんちゃな子供のようである。

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 ドキュメンタリーの動画はここで終わっているが、やはりゴリラの態度は実に興味深く、群れを守るシルバーバックの男前な振る舞いに威厳を感じずにはいられない。

 なお、これらの感動的で革新的な技法で野生動物のドキュメンタリー制作を手掛けている『John Downer Productions』は、過去に受賞歴もあり、世界各地の野生動物を独自の技法で撮影するスパイシリーズがとても人気を呼んでいるということだ。

References:YouTubeなど / written by Scarlet / edited by parumo

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