ドイツで迷子になった犬、6ヶ月後にスイスで発見される

2月18日(日)7時0分 the WOOF

昨年8月15日にフランクフルト近郊にある家を飛び出したジャーマン・シェパードが、2月になってスイスのチューリッヒで発見されました。


重傷を負った犬は、現在動物病院で家族のお迎えを待っています。




島国である日本とは異なり、ヨーロッパ内の協定加盟国の往来にパスポートのチェックは必要はありません。散歩をするようにお気軽に、国境を越えることができるのです。


人間の往来に規制がなければ、犬の往来もノーチェック。8歳の迷子犬ラプンツェルは、家に向かってさまよい歩くうちに国境を越え、スイスに入ってしまいました。


昨年8月15日に動物病院から逃げ出して以来、ラプンツェルの行方はわからなくなっていました。彼女は極めて賢い犬で、ドアを開ける技術を習得していたそうです。


普段はその能力を封印した「のんびり屋さん」の彼女でしたが、動物病院訪問というイベントが彼女の逃走本能に火をつけてしまったのかもしれません。今まで逃げたことなどなかった犬が、姿をくらましてしましました。


飼い主のEhret-Vathさんは、すぐにSNSを使った捜索を開始。寄せられる目撃情報には全て目を通し、有力だと判断したら現地にも足を運んでいました。しかし追いかける家族に幸運は訪れず、6ヶ月のあいだ、愛する犬の尻尾を掴むことはできずにいたのです。


そんな家族の元に、スイスから1本の電話が入ります。ラプンツェルを発見したというのです。





ラプンツェルは、フランクフルト近郊の自宅から約400km離れたチューリッヒの道路で発見されました。400kmといえば直線距離で東京から神戸くらいまで。6ヶ月をかけて進んだとしても、かなりの距離を旅していたようです。発見したのは2人の救急隊員で、任務を終えチューリッヒに戻る途中の夜中、高速道路の端に倒れていた彼女に気が付いたということです。


救急隊員らは地元警察に連絡して周辺を封鎖。安全を確保したうえで、犬を保護しました。


やせ細って低体温に苦しんでいた犬は、チューリッヒ大学付属の動物病院に緊急搬送され、現在もそこで治療を受けています。複数の骨折や内臓損傷の手術が行われ、現在も予断を許さない状況です。


それでもラプンツェルは、頑張っています。チューリッヒ当局は「勇敢なラプンツェルが命をつなぎ、きっと家族と家に戻ることができるだろう」と語っています。彼女が再び家のベッドで眠れる日も、そう遠くはなさそうです。




ラプンツェルの国境を越えた冒険は、ようやく終わりを迎えました。異国の病院でも犬の身元が判明したのは、彼女がマイクロチップを装着していたおかげです。装着がまだだという飼い主さんはぜひ、この機会にマイクロチップ装着を検討してくださいね。



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