犬がケージを噛む理由とやめさせる方法

3月14日(水)17時0分 わんちゃんホンポ


ケージを噛む6つの理由

犬の歯


愛犬がケージを噛むのを止めずに困っているという飼い主さんも少なくないでしょう。お留守番をさせる為にケージに入れているとケージを噛んでだしまったり、ケージの外にいてもガリガリ外からケージを噛んでしまったりする子もいます。


特に子犬の頃に「ケージを噛んでボロボロになった」と同じような経験をしている飼い主さんが多いようです。


噛む理由はそれぞれ異なってきますが、主な原因をいくつかご紹介しますので自分の愛犬に当てはまるかどうかチェックしてみましょう。


ケージに慣れていない

本来は愛犬が安心して寝ることができるように設置したケージのはずが、うまく理解されずなかなか慣れてくれなかったり、叱るときにケージに入れられたりすることでケージ=嫌な場所というイメージが定着してしまいます。


早く出してほしいという気持ちが芽生えケージを噛むという行動を起こしている可能性があります。


歯の生え変わりでムズムズする

子犬の歯が生え変わる時期は、生後4ヶ月〜5ヶ月を過ぎたあたりでこの時期は口の中がムズムズとかゆくなったり、違和感を感じたりするようになります。


何かを噛むことでかゆさが軽減されるので、ケージを噛んだときに「気持ちいい」と感じた場合は何度も繰り返し噛んでしまうのです。


好奇心から来るもの

子犬の時期は目や耳、鼻や口など様々なところから色々な刺激を受けてたくさん学習する時期でもあります。目についたものは口に入れてみたり、おもちゃにして遊んでみたりととにかく好奇心が旺盛です。


ケージを噛むのも好奇心から来るもので、噛むとガリガリと音が出たり、硬い歯触りが良い刺激になっていたりするのかもしれませんね。


ストレスや不満が溜まっている

前述したように子犬から成犬になるまでの期間は、色々なことから刺激を受けて学習していきます。


犬自身も無意識に「刺激が欲しい」という気持ちを持っていて、その欲求が満たされないとストレスが溜まったり不満を感じたりすることがあります。


そのストレスや不満を取り除くためにケージを噛むことがあるのです。ケージを噛む以外にも吠え続けたり、前足を何度も舐めたりする行動も同じような意味を表している可能性があります。


運動不足、コミュニケーション不足

「毎日ではないけどたまにケージを噛むことがある」場合は、運動不足やコミュニケーション不足の可能性が考えられます。


飼い主さんが忙しくて、散歩の時間や回数が減ったり、構ってあげる時間が少なくなっていませんか?上記のように何かしら「不足」している状態が続くと、ストレスからケージを噛むようになるのです。


また、コミュニケーション不足の場合は、ケージを噛む→飼い主さんが叱る→自分に構ってくれていると思い込み何度も繰り返すというループに陥ってしまう事があります。


叱る以外にも犬の方へ近づいたり、目線を合わせたりと関心を示すことも同様です。


分離不安症が原因になることも

分離不安症という言葉をご存知でしょうか?分離不安症とは、飼い主と離れる事に過度の不安やストレスを感じるようになる事です。


過度の不安やストレスから、今回で言うと「ケージを噛む」という問題行動に繋がってしまう事もあります。


ケージを噛むのを止めさせる為には

犬とケージ


何度も噛むことでケージ自体痛んできますし、ささくれのように尖った部分が出来てしまい、そこをまた噛むことで口の中を切ってしまうこともあるでしょう。


また、ケージの柵と柵の間にちょうど口を開けた状態で挟まってしまい、自力で外せなくなっていたというケースも報告されています。


こういったケガや事故を起こす危険性も高い「ケージを噛む」という行動。少しでも噛む回数を減らしたい、噛むこと自体を止めさせたい場合どのような対処法が考えられるのでしょうか。


運動でストレス発散!

小型犬でも多くの運動量を必要とする犬種もいます。


家の用事や仕事など飼い主さんも忙しいと思いますが、なるべく散歩の時間を確保してしっかりと運動をさせてあげてください。


犬種や大きさによって散歩の回数や時間が変わってきますが、目安として大きさ別の時間を予め確認しておきましょう。


  • 小型犬:15分〜30分程を1日2回
  • 中型犬:30分〜45分程を1日2回
  • 大型犬:1時間程を1日2回

また、毎日の散歩以外にも週末など休みの日を利用してドッグランへ連れて行ってたくさん遊ばせたり、少し遠出していつもとは違う散歩コースを歩いてみたりすることで、愛犬にとっても良い刺激になるはずです。


ケージを変えてみる

ケージの素材によっては噛み心地が良く愛犬が気に入ってしまうケースもあります。特に木製やプラスチック製はその傾向が強いようです。


思い切ってスチール製など噛んでもボロボロにならない、噛みにくい素材のケージに変えてみるのもひとつの方法です。


また、柵に届かないように内側にアクリル板などを取り付けるのも噛めない状況にする対策方法ですね。設置する場合は、通気性が悪くないかも忘れずにチェックしましょう。


専門家に相談する

色々試しても改善がみられない場合は、原因の項目でお伝えした「分離不安症」が影響している可能性があります。


その場合は獣医師やドッグトレーナーなど専門家の協力が必要になりますので、相談してみましょう。


まとめ

犬と飼い主


いかがでしたでしょうか?ケージを噛む行動には色々な理由が隠されています。なるべくケージを変えたりせずに改善できれば飼い主さんも嬉しいですよね。


何か心当たりはないか日頃の行動を振り返ってみましょう。



(ドッグトレーナー監修:中山優雅)



わんちゃんホンポ

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