愛猫を亡くして落ち込んでいたら、隣人の猫が毎日訪ねてくるようになった。もしかしたら慰めに来てくれているのかも

5月18日(金)11時30分 カラパイア

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 ローラ・ガッルッツォさんはここしばらくとてもつらい日を過ごしていた。

 彼女は昨年の7月、17年近くも連れ添ってくれた愛猫、エラを腎不全で亡くした。その後はとにかく悲しくて、毎日エラのことを思い出しては、失意の日々を送っていたという。

 だがある日のこと、1匹の猫が家に訪れるようになった。それは生前エラがいつも楽しげに眺めていた隣人の猫、シンバだった。彼女はまるでローサさんを慰めるかのようにその様子を見に来ていたという。

【引っ越し初日であいさつをしてくれた隣人の猫】

 ローラさんは1年前、エラと一緒にこの家に越してきた。

 引っ越した当日、隣人の飼っているシンバが訪ねてきた。猫好きなローラさんは彼の美しい毛並みにみとれながらあいさつしたのを覚えている。

ローラさんの隣人の猫シンバ
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image credit:Laura Galluzzo
 
 「シンバの視線に気づいて近づいたら、彼はすかさずニャーとあいさつしてくれました。まるで自己紹介してるみたいだったんです」

 当時、まだ元気だったエラは、距離を保ちながらシンバを見つめていた。人なつっこいシンバはローラさんの家の近くを通るたびに「ニャー」と一声かけるようになった。


【家の中からシンバを眺めていたエラ】

 それからというもの、同胞の存在知ったエラは、家のガラス戸から楽しそうに、たまに訪れるシンバを眺めて過ごしていた。

 ローラさんはちょこんと座ってシンバの姿を見物するエラをとてもいとおしく思っていた。

ガラス越しに庭のシンバを見つめるエラ
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image credit:Laura Galluzzo

 だが悲しいことに、エラは旅立ってしまった。いつも一緒でわが子同然だった彼女を失ったローラさんは心が折れそうになっていた。


【エラ亡き後、家に顔を出すようになったシンバ】

 シンバが家によく来るようになったのは、それから数週間後のことだ。

 今までシンバがこんなにしょっちゅう来ることはなかった。もしかしたらエラを失って、悲しみに暮れるローラさんを励まそうとしているのかもしれない。シンバは週2〜3回のペースでローラさんの家の庭に滞在するようになったのだ。

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image credit:Laura Galluzzo

 「彼は家の庭にある階段でよく遊んでくれるんです。でも一番のお気に入りはうちのガレージで、私の車の中に飛び込んでお昼寝するのが大好きなんです」とローラさん。

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image credit:Laura Galluzzo

 シンバは抱き上げられたり、肩の上に乗ったりするのを楽しんでいて、モフモフされるのが大好きだ。心行くまでふわっふわな毛並みを堪能させてくれる。

 「シンバはエラが亡くなって私がひどく落ち込んでいるのを知っているようにしか見えません。彼は私が立ち直るのに必要な何かを求めている時に必ず現れるのです」

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image credit:Laura Galluzzo

【飼い主もビックリ!2つの家を行き来するシンバ】

 ローラさんはシンバの飼い主さんにこのことを告げた。すると飼い主は「うちの猫がしょっちゅうお隣さんのところに顔を出しているなんてまったく知りませんでした。」と驚いたという。

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image credit:Laura Galluzzo

 さらに飼い主さんは、自分が知る限りシンバは他の人にそんなことをしたことはないので「彼はあなたのことが本当に気に入っているのよ」と言ってくれた。

 2つの家を行き来しながらローラさんを癒してくれるシンバ。ローラさんにとって彼は特別な猫だ。

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image credit:Laura Galluzzo

【心優しいシンバの訪問に感謝】

 「彼は大きくて愛情たっぷりで穏やかなんです。私はシンバとの交流をとっても光栄に思い感謝してるので、この機会を大切にしています」

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image credit:Laura Galluzzo

 お互いに知り合ってわずか1年だが、生前のエラがシンバに、ネコパシー的なやり取りをしていたのかもしれない。

 「自分がいなくなるようなことがあったら、飼い主はすごく悲しい思いをすると思うから、そのときはよろしくな」そんなやり取りが。

 エラの伝言を受け取ったシンバは、ローラさんがしんどいときには必ず現れる。シンバに支えられ、少しずつ元気になろうとしているローラさん。

 虹の橋を渡ったエラも、きっとどこかでローラさんとシンバの交流を温かく見守ってくれていることだろう。

References:lovemeowなど /written by D/ edited by parumo

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