太りすぎて動くことができなかったゴールデンレトリバー、安楽死寸前で獣医に救われ、新たな犬生を手に入れる

6月2日(日)11時30分 カラパイア

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image credit:Facebook

 おいしいものを食べるというのは心身の健康にとても効果的なことだ。しかしそれが行き過ぎた先には『肥満』という大きな問題に行き当たる。

 飼い主としては、かわいいペットにおやつを与えたい。喜ぶ顔が見たい。その愛情が裏目に出てしまったりするのだ。

 ダイエットがつらいのは人も動物も同じこと。その苦節の道のりを一緒に乗り越えたゴールデンレトリバーと獣医の物語が話題となっていた。

 


・太りすぎたゴールデンレトリバーのカイが獣医の元へ

 こちらのゴールデンレトリバーの名前はカイという。見ての通り、カイは超肥満体で体重は78キロを超えていたそうだ。

 肥満体ゆえ、歩くのもやっとという状態だった。動けないのではダイエットもできない。その様子を見て、飼い主はカイの飼育を諦めることに。

 飼い主はカイを安楽死させるために獣医のもとへ運んだ。だが、そこでカイは命拾いをすることとなる。


・まだ安楽死させるべきではない。獣医がダイエット計画を申し出る

 獣医のパムさんは、カイは太っているだけでまだ普通の犬としての生活を送れるのではないかと考えた。そして飼い主だった女性に「カイをダイエットさせたい」と尋ね承諾をもらった。

 カイはこうしてパムさんのお宅へやってきたが階段を3段のぼるのにも20分もかかるほど、自分の体を持て余していた。

 カイが健康な体重に戻るためには約45キロやせる必要がある。しかしカイは動くだけでも息を切らせている状態だ。自分で言い出したことだがパムさんは、何から手を付けたらいいのか途方に暮れてしまったという。


・困難を極めたダイエット、獣医と犬は二人三脚でがんばった

 しかしパムさんは諦めなかった。そして気づいた。これは「カイのための挑戦じゃない。獣医の自分に、言い出した私に課せられたチャレンジなのだ」と感じたそうだ。

 カイは散歩を好まず何歩か歩くとすぐに寝そべってしまったという。公園へ連れて行ってもあまり楽しそうでなく、寝そべって辺りを走り回るほかの犬たちを見つめているだけだったそうだ。しかしそれも仕方のないこと。カイはほかの犬と遊びたくても体が重くて動けないのだから。

 そしてパムさんはカイのダイエット計画を強化する決意を固めた。まずは食事制限だ。そして日に3度の散歩。定期的に水泳にも連れて行ったという。

 これが効果てきめん。カイは体重を落とし、後ろ足を舐められるようになるなど今までできなかった動きができるようになった。


・苦節一年、カイは見事に変身を遂げた

 そして、1匹と1人は倦まず弛まず1年間努力を続けた。両者ともに根気強く取り組んだ結果、目標の45キロ落とす計画が見事に達成されることとなった。

 スリムボディ=ナイスボディとは言い切れないが、健康に日々を過ごすにはある程度節制が必要なことは確かである。おいしい食べ物は運動の後の方がさらにおいしいし、散歩をして友達と遊んでから食べるおやつは格別のものとなるだろう。


・強い絆が芽生えた獣医と犬、永遠の家族へ

 カイはもはや太って安楽死を望まれていた肥満体の犬じゃない。今やつらい減量期間を卒業し、華麗に変身を遂げ、変化を求める多くの人や動物にインスピレーションを与える存在となった。

 カイは健康な体を手に入れることとなったが、カイはもうひとつスペシャルなものを手に入れた。パムさんのお宅で正式に飼われることとなったのだ!

 太っちょ犬だったカイは新たな飼い主と新たな犬生を取り戻した。

 獣医かつダイエット期間を共に過ごした戦友であり、命の恩人のような存在パムさんのもとなら、カイはこれからも健やかに幸せに暮らしていけることだろう。

References:Facebook/など / written by kokarimushi / edited by parumo

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