「泥棒に入った人へ。他はいいです。亡き愛犬の思い出がつまったメモリーカードだけは返して下さい」涙の張り紙(カナダ)

6月7日(金)11時30分 カラパイア

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※画像はイメージです image credit:pixabay

 留守中に他人の家に押し入り、金目のものを手あたり次第に盗んでいく空き巣犯。犯人にとってはただの物品であっても、そこには家主の思い出がたくさんつまったものがある。

 カナダのトロントで、ある家に空き巣が入った。お金になりそうなものはほとんど盗まれたのだが、その中にデジタルカメラがあった。

 デジタルカメラの中には、亡き愛犬の思い出がたくさん詰まったメモリーカードが入っていた。これだけはどうしても取り戻したい。

 そこで飼い主は犯人宛てに電柱に貼り紙をした。
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※プライバシー保護の為連絡先は伏せてあります

・愛犬との思い出の品だけは返してほしい。切実な訴え

 電柱の貼り紙に偶然目をとめたというシアーシャ・モーガンさん。そこには、家に押し入った犯人に対する被害者からのメッセージが、このように綴られてあった。

私の家に押し入り、物を盗んでいった人へ

お金やデジタル一眼レフカメラ、その他盗んだものは好きにしてかまいません。でも、カメラの中に入っていたメモリーカードだけは返してほしいです。

カードには、私が飼っていた犬の最後の姿が保存されています。この画像だけは他に代わるものはないとてもかけがえのないものなのです。

どうかお願いします、玄関先に投げ置いてもいいです。郵便受けに入れてもいいです。郵送でもかまいません。返して下さい、お願いします。

数日前に愛犬を失ったばかりです。
思い出の写真だけは失いたくないのです。

 お金や物はなんとかなる。だけど、飼い主に愛犬の思い出のつまったメモリーカードは何ものにも代えられない大切なものだ。ましてや数日前に愛犬を失ったばかりである。飼い主の悲しみは相当なものだったはずだ。

 メッセージには住所も電話番号も記載されていた。とにかくそれだけはどうしても返してほしかったのだ。

・犯人に思いが届きますように

 この文言に胸を痛め、なんとか助けてあげたいと思ったシアーシャさんは、自身のフェイスブックに張り紙を撮影してシェアした。

 シアーシャさんが、「ただただ心が痛みます。どうか犯人には正しいと思えることをしてほしい」と投稿すると、1日のうちに多くの注目を浴びた。

 飼い主の辛い心情を察した他のユーザーらからも、メモリーカードが戻ってくるよう祈るメッセージが寄せられている。

 かつてオーストラリアで、窃盗犯に愛犬を奪われるというケースがあったが、その時はメディアで拡散されたことがきっかけで愛犬が返ってきた。

・「私の親友を返して!」少女の必死の訴えに窃盗犯、子犬だけをこっそり返す

 このニュースは海外サイトが多数取り上げているので、犯人の耳に届いている可能性もある。どうかメモリーカードが無事に返ってきますように!

written by Scarlet / edited by parumo

カラパイア

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