地下鉄ホームで電車の音に驚いて線路に飛び込んでしまった猫。警官による救出大作戦(アメリカ)

6月8日(土)11時30分 カラパイア

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 アメリカ・ニューヨークの空港で逃げた猫を発見した警官の話は以前お伝えしたが、今度はニューヨークの地下鉄で逃走猫を救った警官が話題を呼んでいる。

 マンハッタンの地下鉄のホームで、飼い主と電車を待っていた猫が騒音に驚いて、電車が走る線路に逃走。向かってきた車両が停止してもなお、パニックで動けなくなってしまった。
 
 それを見かねた2人の警官が線路に降り、恐怖で固まるジョージを飼い主のもとに運んだのだ。
Cat gets rescued from NYC subway tracks (Credit: Deirdre Hamill/Questimagery.com)

・地下鉄ホームで線路に逃げた猫のジョージ

 2015年7月、混雑しているマンハッタンの地下鉄のホームで猫のジョージと飼い主のミラさんとが電車を待っていた。

 ミラさんは動物病院で治療を受けたジョージと帰宅しようとしていた。だがそこで騒音に驚いたジョージがいきなり逃げ出したのだ。

 一直線に線路に向かい飛び降りたジョージ。幸いにも直後の電車はなかったが、まもなくやってくる電車があった。その車両はまだ遠かったが確実にスピードを増していた。

 取り乱したミラさんはさらに慌てふためき混乱していたが、その場にいた人々が係員に警告したおかげで電車が止まった。

 
・動かないジョージの所に警官が現れる

 だが、線路わきのジョージは全く動かない。ミラさんは目の前の恐ろしい事態に茫然自失になっていた。

 そこにNY警察のブライアン・ケニーさんとガス・バーガスさんが現れた。彼らは止まった電車につかまって、ジョージのそばに向かった。

スクリーンショット-(1068)

 ケニーさんは当時のジョージについてこう語っている。

 「彼は息を切らしながら石のように固まっていました。本当にピクリともせず、線路から10センチほどのところにいたんですよ」


・警官らの連携プレイで猫を無事保護

 最初はバーガスさんがジョージの行く手を遮る場所に立った。
 そしてケニーさんがうずくまるジョージをうまく抱き上げた。

スクリーンショット-(1073)

 「彼が黙って私たちを見つめていたので、手を伸ばして抱き上げたんです。そしたら私の両肩に前足を出してきました。まるで抱っこを求める赤ちゃんみたいにね」

 また、ケニーさんは「私たちはジョージが気になって線路に降りたんです」と語っている。

 無事だったジョージはミラさんに手渡され、事なきを得た。

スクリーンショット-(1075)


・猫を救った警官に称賛の声

 この出来事は地下鉄に大幅な遅れをもたらしたが、1匹の猫の窮地を救った優しい警官2人に称賛の声が寄せられた。

動物好きな警官のケニーさんとバーガスさん


 なお、ミラさんがどのようにジョージを運んでいたかは不明だが、ネット上では不幸な悲しい事故を防ぐためにも脱出しにくいキャリーを使うべき、という声も上がっている。

 猫はちょっとしたことで驚いて逃げていってしまいがちな動物だ。

 実はうちの猫、”けも”も、動物病院でワクチン注射をした日の夜に逃走し、行方が分からず大変なことになっていた。

 近所の人々が協力してくれて、みんなで探してくれたり、迷子猫のビラをあちこちで配ってくれたところ、目撃情報をゲット。

 目撃情報のあったマンションに探しに行ったのだが、マンション管理の関係で中に入ることができず、交番に相談したところ、警官がすぐに一緒にそのマンションまで来てくれた。

 そこで事情を説明してくれて、マンションの中に入れてもらえた上に、一緒になって必死に探してくれた。

 その結果、マンションの18階の非常通路でうずくまっていたけもを発見。失踪から5日目にして無事保護することができたのだ。

 近所の人々たちのやさしさはもちろん、警官がすごく親身になってくれたことがうれしくて、今でも感謝の気持ちでいっぱいだ。

 ちなみにその女性警官、とても言葉は少ない人だが、「家で犬を飼っているので気持ちはすごくわかります」と一言だけ、自分のことを教えてくれた。日本の警察官だって動物にやさしい人はいて、迷子のペットの為に尽力してくれる人はいるのだ。

References:pawsplanet / iheartcatsなど /written by D/ edited by parumo

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