犬を心配しすぎる3つのデメリット

6月14日(木)12時0分 わんちゃんホンポ


①犬自身の経験が増えない

抱っこされているノーリッチテリア


病気やケガを防ぎたい、他の犬とのトラブルを防ぎたいと思い、愛犬を心配することは飼い主にとって当然のことです。しかし、愛犬を取り巻くあらゆる不安要素を取り除こうとするのは少し心配しすぎかもしれませんね。


「犬が怖い思いをするかも」「犬が痛い思いをするかも」「犬が困るかも」などと心配しすぎて、飼い主さんが先回りしすぎてしまうと犬自身が経験、体験できることが極端に少なくなってしまいます。


他の犬や猫に怒られたり、入ってはいけないところに入って痛い思いをしたり、この先の人生でまた起こる可能性があることは最低限の安全は守りつつ経験させてあげる必要があると思います。


特にパピーの頃に親兄弟と過ごす期間が短い傾向にある日本の犬は、小さいうちに犬同士で学ぶ機会が少ないため、飼い主が意識的にさまざまな経験をさせる必要があります。


これを「社会化」と呼びますが、小さいうちに社会化をしっかりと行った犬は精神的に安定した犬に育つとされています。


②怖がりでストレスを抱えやすい犬になる

体をかがめて怖がる垂れ耳の子犬


飼い主が心配をしすぎることで色々な経験を積むことができない犬は、どうしても知らないことや見たことがないものが多くなってしまいます。


小さいうちに色々なものを見たり経験をしておかないと、大きくなってから初めて出会うものに対して強い不安感や恐怖心を抱くことになります。


そして恐怖の対象となるものが数多く存在する「家の外」に出ること自体を嫌がるようになることもあります。


犬は未知のものに対する警戒心が強い傾向にあるので、飼い主が犬の経験や体験の機会をうばってしまうことは心配し過ぎによるデメリットと言えるでしょう。


また、飼い主の過干渉そのものがストレスになることもあります。


③飼い主に対しての要求が激しくなる

こちらに向かって歯をむき出すグレーの犬


犬を心配しすぎて先回りして世話を焼くことで、犬自身にとってのデメリットだけでなく飼い主にとってもデメリットがと発生してしまうこともあります。


ご飯を食べる量が減ったらすぐにドッグフードの種類を変えたりトッピングをしたり、いつもと少し様子が違うからといってあれこれ手を尽くしてしまうとどんどんわがままになって要求が多くなってしまう可能性があります。


他にも散歩中に立ち止まるからとすぐに抱っこしたりカートに乗せたりばかりしていると体力もつかず、すぐに抱っこを要求するようになったりもします。


<まとめ>心配しすぎかどうかは犬それぞれ

あごをつけて伏せるビーグル


犬を心配しすぎて犬に必要な経験を奪ってしまうことや愛犬にストレスを与えることは決していいことではありません。


人間の子供と同様に犬にもさまざまな経験や体験が必要で、それによって生きていく上での自信や余裕を持つことができるのです。


過保護や過干渉になってしまうことでのデメリットをここではじっくり解説しました。しかし、飼い主の行動が心配のし過ぎ、過保護であるかどうかは犬によって違います。


「これをしたら過保護」などという一定の基準はなく、犬の性格や体質、経験値、過去、家庭環境などによってその犬に必要な対応が異なるのです。


そのため、それぞれの犬の事情を知らない他人からの評価を気にする必要はありません。


例えば、犬に靴や靴下を履かせて散歩をしていると知らない人からは「犬に靴なんて!」という視線が送られるかもしれません。


しかし肉球が極端に弱い場合や爪がはがれて治りかけの状態など靴を履く必要性があることだってあると思います。


また、食事を食べなくなるとすぐに変えことも「食べなければ放っておけばいい」という意見もありますが、過去に食べなさすぎて低血糖になったり貧血になったりして命に関わるトラブルの経験がある犬もいると思います。


そういった背景を知らない人からの意見や一般知識にとらわれすぎず、愛犬にとって本当に必要なことは何かだけをしっかりと考えることが大切。


それを考えて行動できるのであれば、犬にとってデメリットとなるようなことはないはずです。



わんちゃんホンポ

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