犬に話しかけることをオススメする4つの理由

6月14日(木)7時0分 the WOOF

愛犬についつい話しかけてしまうのは、あなただけではありません。ほとんどのペットの飼い主は、ときにはちょっと恥ずかしい声色で、犬猫に話しかけているものです。


はたからみると「言葉のわからない犬に話しかけるなんて、無駄!」と言われそうな飼い主行動は、そんなに無駄ではないのです。犬に話しかけることをおすすめする4つの理由があります。


1. 犬は単語を理解できる


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image by Mia Phoy / unsplash


犬は人間の言葉は話しませんが、単語を理解し記憶することがわかっています。


チェイサーという名のボーダー・コリーは、1000以上の単語を理解し、簡単な文章にも適切に対応できることを証明して有名になりました。チェイサーの他にも、カテゴリの概念を理解する犬や、単純な2語で構成される単純な文章に正しく対応する犬など、人間語のセンスに秀でた犬は多く存在します。


チェイサーほどには人間語のセンスに恵まれてなかったとしても、ほとんどの犬はいくつかの単語を記憶できます。犬に関係する「おすわり」や「ボール」「オヤツ」などの単語を、はっきりと繰り返して言い続ければ、犬は意味と言葉をあわせて記憶できます。


あなたの口から発せられる言葉を学び、それを使ってコミュニケーションをするのは、犬にとっても嬉しいことです。ぜひ一つずつ少しずつ、共通言語を増やしていってください。


2. 犬は言葉を意味とトーンを統合して理解する



犬が人の言葉を理解しているかは、主に実験室で犬の行動を観察することで確認されてきました。このためこれらの研究成果は、常に「言葉ではなく、人間が無意識にするジェスチャーに反応をしているのではないか」などの疑念や批判に晒されてきました。


しかし最近ではfMRIなどの機械が使い、より客観的に観察・測定ができるようになってきています。犬が人間の言葉を聞いた時の反応も、fMRIによって観察されています。


2016年にブダペストの研究グループは、fMRIを使って犬の脳をスキャンし、人間と犬では脳の同じような領域が反応することを示しました。そして犬たちが、単語の意味と声のトーンの両方を理解している可能性も示しました。「イイコね!」と言われた犬は、「イイコ」という単語と陽気で少し高いトーンを組み合わせて、その意味(「褒められた!」)を理解している可能性があるというのです。


研究は、犬たちが人間語の全てを理解できることを示すものではありません。しかし、我らが愛する四本足は、私たちの発する言葉の意図を「なんとなくレベル」では理解してくれていそうです。


3. 犬は”ベイビートーク”を好む傾向がある


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image by Joseph Pearson / unsplash


犬がいわゆるベイビートーク(マザリーズ、対乳児発話)と言われる高い声での話しかけに反応しやすい傾向があることは、2017年および2018年の研究で確認されています。


2017年の研究では、ベイビートークは子犬の注意を引きつけることが示されました。一方、2018年の研究では実験の設定を変え、子犬であっても成犬であっても犬関連の内容をベイビートーク口調で話す人と交流したがり、たくさんの時間を過ごしたがったことが確認されました。


他の人に見られたら少々恥ずかしい高いトーンの話しかけも、犬とのコミュニケーションをとるうえでは一定の効果があるようです。


4. あなたの健康にも良い影響がある


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image by Rafal Jedrzejek / unsplash


誰かに話を聞いてもらうと気持ちが楽になったりすることがありますよね。ワンコに話を聞いてもらっても、同じような効果が得られます。


何か困った状況に陥ったり、悲しみが抑えられないときは、ワンコ・セラピストに話を聞いてもらいましょう。コツは、状況を客観的にみて、穏やかに犬に説明することです。話すだけで心が穏やかになることもありますし、時には状況が整理できて、解決策が思い浮かぶかもしれません。


ただし忘れてはならないのが、犬たちはあなたのボディランゲージや声のトーンなどから多くのことを理解するということです。感情的な言葉をぶつけたり、怒鳴りつけたりするのは犬のストレスになるのでやめましょう。


犬に話しかけるのは、コミュニケーションを円滑にするうえでも、犬とのより良い関係を築くうえでも、おおいに役立つものです。しかしこの言葉というツールを叱ったり怒ったりの時ばかりに使ってしまうと、逆効果になってしまいます。




ぜひ、楽しいことがあるときや、褒めるとき、穏やかな時間を過ごす時に、たくさん声をかけてあげてください。逆に叱らなければならない時は、声をかけるのではなく(彼らが大嫌いな)無視をしてメリハリをつけるようにしましょう。


Featured image creditTucker Good/ unsplash



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