獲物じゃないよ仲間だよ。爬虫類や鳥たちと仲良く暮らす猫(爬虫類出演中)

6月15日(金)11時30分 カラパイア

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 いうまでもないことだが、人間同様、猫にだって個性がある。日向でのんびり寝そべって過ごすのが好きな猫もいれば、おもちゃを追いかけて走り回るのが好きな猫だっているのだ。

 で、例えばトカゲとの付き合い方にも個性が出る。

 獲物登場!とばかりに捕まえて、何なら飼い主にお土産として持ってくる猫もいるし、見慣れないヤツだけど愛すべき仲間だな?と認識して一緒に昼寝をする猫もいるのだ。

 そして後者の事例がまたひとつ。オハイオ州のウェリントンに暮らす猫のオリーブである。

・トカゲやカメ、そのほかの仲間と暮らす猫

 オリーブの飼い主は、アリ・カークパトリックさんだ。現在アリさんとオリーブと共に暮らすのは、アリさんの夫と息子たち、12匹の爬虫類、2羽の小鳥、そして1匹のダックスフントという大家族である。


 爬虫類の内訳は、アゴヒゲトカゲ属がレニーをはじめ8匹、アカアシガメのマンゴーとクレメンタイン、ヨツユビリクガメのセイディーとスモーキーだ。




 オリーブはとても落ち着いた性格で、アリさんにいわせると、「猫としての本能を持たずに生まれて」きたらしい。寝ているところへトカゲが寄ってきて身体によじ登っても全く動じず、小鳥たちがエサを食べているのをただ眺めているのである。


 トカゲの中でも、特にレニーがオリーブのお気に入りだ。トカゲたちのためにアリさんが取り付けたヒートランプの下で寄り添い、硬いウロコに身体を擦りつけるのである。


・初のご対面は

 子猫のオリーブがアリさんのところにやってきたのは、今からちょうど10年前である。当時、アリさんはルイージという名のトカゲを保護して飼い始めたところだった。

 当初、アリさんは猫とトカゲを一緒にすることに懸念を感じ、2匹を隔離しておいた。しかし、アリさんの懸念を吹き飛ばすようなことが起こったのである。

 「ある日、うちにネズミが1匹出たんです。オリーブはただ座って見ているだけでした。捕まえようと動くことすらなかったんです。その時初めて、ルイージと会わせても大丈夫なんじゃないかと思いました」


 「初めて2匹を対面させた時には、オリーブはしばらくルイージを値踏みしていました。が、すぐにウロコが硬いということに気づき、ルイージのウロコを使って顔を擦り始めたんです」

 ルイージは既にあの世へ旅立ってしまったが、オリーブは他のトカゲたちにも同様に惹かれているようだ。


 では、トカゲの方はどう感じているのだろう?

 「トカゲの何匹かは、生まれたての頃にはオリーブの存在を少し気にしていましたが、今ではもう、単なる家具のようなものだと気づいています」


・「アリの動物の家」

 アリさんの家の裏庭には、爬虫類のための囲いがある。爬虫類に対する情熱を、共有はしないまでも理解してくれる夫に手伝ってもらって、アリさんがつくったものだ。

 囲いの広さは約12m×6m。中には食用になる草木が植えられており、トカゲたちとカメたちは夏の日々をここで過ごすのである。


 オリーブとトカゲたち、また他の動物たちの様子は、 "Ali's Animal House"(アリの動物の家)としてインスタグラムで公開されている。

 「私がトカゲたちを危険に晒しているという人もいます。でも、私はオリーブを裏の裏まで知り尽くしています」とアリさん。「もちろん、普通は猫とトカゲを一緒にしてはダメです。オリーブは性格がとても円熟してるんです」

 動物の家の居住者たちは、今日も仲良く夏の日を満喫していることだろう。


References: SWNS.com / Daily Mail など / written by K.Y.K. / edited by parumo

カラパイア

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