白内障だけではない!犬の目が白くなる5つの病気

6月20日(火)11時0分 わんちゃんホンポ


白内障以外で目が白くなる犬の病気

犬の目アップ


目が白くなる犬の病気:核硬化症

原因

  • 目の水晶体の老化

症状

目の中のレンズが全体的に青白くなりますが、視力にはあまり影響しません。(白内障は徐々に視力が落ち、最終的には失明することもあります。)


治療法

高齢化による変化であり病気ではないので治療法はありません。ただし、白内障を併発することがあるので、注意が必要です。


予防法

年齢に関わらず、日頃から目やにを取り除くなどのケアが大切です。


目が白くなる犬の病気:角膜炎

原因

  • 涙の量が少ない
  • 免疫疾患
  • 被毛がいつも目に入っているなどの慢性的な刺激
など。

症状

  • 片目だけが白くなることが多い
  • 痒みや痛みがあるので
  • 目を擦るなどの行動が見られる
  • 目やにや涙が多くなる

治療法

重症でない場合には、角膜は自然に修復されるため、抗生物質の投与などの対症療法がほとんどです。場合によっては傷ついた目を守るためにカラーの着用や、運動を抑制するように獣医から指示があることもありますし、痛みを伴うこともあるので、痛みどめを使う場合もあります。重症で失明の恐れがある場合には、角膜表面の除去や角膜移植などの外科手術を行います。


予防法

目の周りを常に清潔に保つことが1番の予防法です。被毛が目にかからないようにトリミングしてあげましょう。


目が白くなる犬の病気:角膜潰瘍

原因

目の表面(角膜)に傷ができたことで炎症を起こします。


  • 他の犬と喧嘩してしまった
  • 散歩中に異物が目に入った
  • 自分で引っ掻いてしまった
  • 遊んでいるときに目をぶつけた
  • まつ毛が内側に向かって生えてしまう
  • シャンプーなどの化学物質が目に入ってしまった
  • 目が乾燥している
  • 免疫疾患

などが目に傷ができる主な原因です。


症状

  • 傷によるものなので片目だけが白くなることが多い
  • 痒みや痛みがあるので、目を擦るなどの行動が見られる
  • 目に凹凸が見られる
  • 目やにや涙が多くなる
  • 目がしょぼしょぼしている

治療法

傷が浅い場合には角膜保護の目薬や抗菌作用のある目薬で治癒します。傷が深い場合にはフラップ治療(人工のワンちゃん用ソフトコンタクトレンズで目を覆ったり、手術によって瞼を縫合する)や、何度も繰り返しているひどい場合は、デブリードメントといって目の表面を格子状に切開するような外科的な方法も行う場合があります。その間は細菌が繁殖しないように、毎日目薬をする必要があります。


予防法

トリミングの際にはシャンプーやカットした被毛が目に入らないように注意することが大切です。ただ、散歩中の外傷は予期できるものではないので、防ぐことは難しいです。愛犬が目をしきりに擦っていたり、目をしょぼしょぼさせて眩しそうにする、目やにが多く見られるなど何らかの異常があったら、早めに獣医にかかることが大切です。


目が白くなる犬の病気:角膜ジストロフィー

原因

  • 遺伝によるもの

症状

  • 両目に小さな白い斑点が見られる
  • 進行すると小さな白い斑点が大きくなり、目全体が白くなる
  • 視覚障害や失明は起こらない


治療法

角膜表層除去手術をすることもありますが、遺伝性疾患のため再発の確率が高いですし、視覚にもあまり影響ないため、外科手術はあまり行いません。残念ながら現時点では効果的な治療方法は確立されていませんが、二次的に角膜潰瘍などがおこればそちらに対して治療を行います。


予防法

遺伝性なので予防法はありません。


目が白くなる犬の病気:ぶどう膜炎

原因

  • ウイルスへの感染
  • ワクチンの接種
  • 他の目の病気(白内障や結膜炎)
  • 遺伝
  • 他の全身性の病気
  • 免疫介在性疾患
など

症状

  • 瞬きが増える(初期)
  • 目やにや涙が増える(初期)
  • 充血(初期)
  • 目が充血する(進行後)
  • 目が白く濁る(進行後)

治療法

原因を特定して、それに応じた目薬や飲み薬を服用します。


予防法

目を常に清潔に保つことが重要です。日頃から目の状態をよく観察しておく必要があります。


まとめ

犬の白い目


愛犬にはいつまでも健康でいてほしいというのが飼い主さんの1番の願いですよね。そのためには、「日頃からよく観察すること」「いつも清潔に保つこと」「異常があったらすぐに獣医にかかること」の3つが大切です。
犬は「痛い」とか「目がおかしい」と言葉で伝えることも、自分で病院に行くこともできません。
飼い主さんが気づいてあげることが健康に過ごす上では欠かせないことなのです。



わんちゃんホンポ

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