ネコと和解せよ。ふらっとやってきて教会に住みついた猫が、猫司祭となる(ブラジル)

7月7日(日)11時30分 カラパイア

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image credit: Paroquia Sao Sebastiao - Atibaia/SP/Facebook

 南米ではカトリックの信仰が盛んだ。もちろん、全員がクリスチャンであるということではないし、クリスチャンにも色々な人がいる。しかし、敬虔な信徒である多数の人々は、毎日曜のミサに参加し、神に祈りをささげるのだ。

 そうなると、教会に集まってくるのは人間ばかりではなかったりする。先日は、ブラジルにある教会のミサに犬が遊びにやってきた(関連記事

 この犬はちょっと立ち寄っただけだったが、ついには教会に居を構えてしまうものもいる。こちらは猫だ。やはりブラジルのサン・セバスチャン教会に住みつき、その身を神にささげ、司祭を手伝って暮らしているのである。
・教会に住みついた猫

 猫の名はジュニア。どこで生まれ、どのように暮らしてきたのかは誰も知らない。わかっているのは、数ヶ月前にふらりとこの教会にあらわれたということだけだ。

 もともと敬虔な信仰を持つ猫なのか、あるいはNNNの指令かは定かではないが、ジュニアはここを自らの住まいと定めたのである。

 念のために補足しておくが、NNN(ねこねこネットワーク)とは、「猫好きの人間にさらなる猫を派遣し、飼い猫として幸せに暮らさせるため暗躍している謎の組織」である。

 いずれにせよ、教会の猫となったジュニアは、自ら進んで、神父さんたちの手伝いを始めたのだ。



・猫司祭となったジュニア、教会にご奉仕

 ジュニアが初めに着手したのは、教会内のパトロールである。教会に入り込み、悪さをするネズミどもを駆逐すべく、ジュニアは励んだ。

 そして、仕事熱心なジュニアは、夜間のみならず、ミサの最中にも聖堂内を警備していたのである。信徒を驚かせ、脅かすネズミや虫を追い払うためだ。

 だが、一体どうしたことであろうか。ジュニアがミサの最中にもパトロールをするようになってから、ミサに列席する信徒の数がぐんと増えたのである。いや、ジュニア自身はこのような結果をも予期していたのかもしれないが。

 ここへきて、ジュニアは一つの決断をした。

 下の写真でジュニアが納まっているのは、信徒が神に対する献金を入れていくためのカゴである。ジュニアはその身を神に奉げたようだ。



・ジュニアは今日も教会で働いている

 こうしてジュニアは、今日も教会で神父さんの手伝いをしている。

 例えば、だ。

 日差しが眩しく照り付ける日曜の朝。しかし、聖堂の内部は薄暗く、暑過ぎないほどに暖かい。土曜の晩にちょっと夜更かしをした信徒は、そのつもりがなくとも、ついつい眠気を誘われることがある。

 そんな時に、ジュニアが説教台の上に登場する。すると眠気もどこへやら、信徒の注目は説教台に集まるのだ。



 また、ジュニアはパトロールの最中に、信徒のヒザに上がって祝福を授けることがある。

 何故その人が選ばれたのかは誰にもわからない。が、ジュニアには、祝福を必要とする人を見分ける何らかの基準があるのだろう。



 ジュニアの信仰心によるものか、あるいはNNNの計画の一環か。全ての猫が生まれながらに神であるわけではなく、こうして神となっていく猫もいるのかもしれない。

 ある意味これがリアル「ネコと和解せよ」なのかもしれない。いやもしかして、「ネコが和解した?」

written by K.Y.K. / edited by parumo

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