猫は塩素に「マタタビのような反応」「絶対に近づけないで」 カビ取りなど洗浄剤使う際は「換気と隔離を」、獣医師が注意喚起

2021年7月9日(金)14時48分 BIGLOBEニュース編集部

画像はイメージ/提供:獣医にゃんとす ねこ本3/11発売!(@nyantostos)さん

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塩素系洗浄剤を使う際は、猫を「絶対に近づけないで」という獣医師の注意喚起がTwitterで注目を集めている。


梅雨真っ只中ということもあり、カビ対策に塩素系の洗浄剤を利用する機会が多いこの時期。風呂場や台所などの水回りには、猫が死亡することもある危険が潜んでいるという。この情報を発信した元臨床獣医で現在、研究員の“獣医にゃんとす”さんによると、「猫はなぜか塩素のニオイが大好き」で、「またたびのような反応」をみせることも。飼い主が風呂掃除していると自ら寄っていき、近くで見ていただけで「数日後に死亡した」という例もあることから、部屋の喚起と猫の隔離を徹底するよう呼びかけている。


しかも、このような対応が必要なのは、まな板や食器の漂白などで少量使用するようなケースでも同様。ワンルームマンションなどでは、換気が十分にできいないこともある。万が一、塩素系洗浄剤を使用後、猫が普段より元気がなど、軽微であっても何らかの異変を感じた場合は、「なるべく早めに動物病院を受診すべき」「中には数日後に悪化するというケース」もあるという。また、飲み込んでしまった場合も「必ずかかりつけに連絡し、対処法や受診の有無」を相談するようにとしている。


この注意喚起には、猫を飼っている人などから「初めて知った」という声が殺到。原因不明であった猫の体調不良について、「数年前に猫が急にグッタリして通院と1日入院しました。まな板をキッチン泡ハイターして寝てしまい、もしかしてそれが原因なのかもと今更ゾッとしました」「3年ほど前に毎朝床の清掃でハイター希釈したものをスプレーして使用してまして、猫がついてきて床でゴロンゴロンしていたのですが、それからしばらくして咳をするようになりました。まだ治っていません」といったコメントも寄せられている。


“獣医にゃんとす”さんのブログ「げぼくの教科書」

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