最愛の猫を失った飼い主、高額を支払いクローン猫を蘇らせる。性格も寝る場所も一緒だったと大喜び(アメリカ)

7月13日(土)11時30分 カラパイア

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twitter@Man_Anns

 大切なペットの亡き後、そのDNAを利用しクローンを作るといったサービスは既に行われている。それはペットだけでなく、爆発物や麻薬の捜査に優れた探知犬のクローンを作るという試みも実際に行われている(関連記事

 今回、アメリカのノースカロライナ州に住む夫婦が、結婚当初から可愛がってきた愛猫のクローンを作成を依頼したようだ。

 総額25,000ドル(約270万円)の費用をかけたクローン猫は、今は亡き愛猫と性格も眠る場所も同じだという。

 歓喜する夫妻は、「全く後悔していない。何度でも愛猫の生まれ変わりを作りたい」と話している。
・19歳を迎えた愛猫シナバンに思いを寄せた夫婦が一大決心


A husband and wife paid a cool $25,000 to clone their beloved cat | SWNS TV

 ブライアン・ブラーディックさん(43歳)と妻のアシュリーさん(41歳)は、結婚した1999年に2匹の猫を家族として迎え入れた。

 1匹はブリーダーから買ったヒマラヤン猫のジンジャーで、もう1匹は夫妻がずっと寄付を続けている動物愛護協会の保護施設から引き取った、生後9か月のシナバンという猫だった。

 ジンジャーは7歳で旅立ったが、シナバンは去年19歳の誕生日を迎えた。猫が大好きな夫妻は、ブリーダーを通してジンジャーの父猫を捜し出すと、同じ血統の子猫を2,000ドル(約217,000円)で購入した。

 しかし、保護施設から引き取ったシナバンについては親を捜すこともできず、夫妻は「あとどのぐらい、シナバンと一緒に過ごすことができるのか」と不安になった。

 ちょうどその頃、ある歌手が自身の愛犬をクローン化したというニュースを目にし、夫妻はシナバンをクローン猫として蘇らせることを思い付いた。

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image credit:youtube

・シナバン亡き後、瓜二つのクローン猫が一家にやって来た

 夫妻は、17年にわたり馬や家畜のクローンを作成しているテキサス州のクローン会社「ViaGen Pets」に1,600ドル(約174,000円)支払い、DNAキットを購入した。同会社は3年半前から犬猫のクローン化もしているという。


 1か月ほど悩んだ末、夫妻はようやくシナバンのクローン化を決意。去年9月にシナバンの皮膚を収集し、DNA会社に送った。しかしその1か月後の10月30日、シナバンはクローン猫に遭うことなく19年の生涯を閉じた。

 今年2月4日、代理母猫からクローン猫が誕生し、4月3日に夫妻のもとにやって来た。生後2か月となるその子猫は、まさにシナバンが子猫だった頃と見た目が瓜二つだった。しかも驚いたことに、性格や眠る場所までもが同じで、夫妻を感激させた。

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image credit:youtube

他の猫たちは、シナバンが眠っていた場所では眠りません。でも、このクローン猫はシナバンのように、妻の枕元やキッチンの特定のスツールの上で眠るのが好きで、驚きました。

気まぐれな性格もシナバンそっくりです。最初、子猫にはブンブンという名前を付ける予定でしたが、あまりにも全てがシナバンと瓜二つなのでシナバンと名付けました。(ブライアンさん)

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image credit:youtube

・クローン化は高額だが「後悔は一切していない」と夫妻

 決して安くはないといえるクローンサービスの費用。しかし夫妻は、金額にはあまりこだわっていなかったという。

クローン費用は確かに高額です。ですが、世の中にはホリデーや家、高級車の購入にお金を使う人もいます。

私たち夫婦と3人の子供たちにとって、シナバンは特別な存在でした。これから20年ほどは、またこのシナバンのクローンと一緒に過ごせるのです。私たちは、どんな猫でもクローン化したいわけではありませんし、シナバンだからこそお金をかけたといえるでしょう。

何度でもシナバンの生まれ変わりを作りたいと思っています。一切後悔はしていません。

 ちなみに、ViaGen Petsは最近になって犬猫のクローン費用を値上げし、犬のクローン化は50,000ドル(約540万円)、猫のクローン化は35,000ドル(約380万円)となっている。犬より猫が安いのは、猫の繁殖回数が犬より多いからということだそうだ。

References:foxnewsなど / written by Scarlet / edited by parumo

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