犬の大量の抜け毛は病気のサインか?

9月16日(日)7時0分 the WOOF

犬の毛もヘアサイクルの終わりには、その役目を終え、自然に脱毛します。このほか、ダブルコートの犬では、春と秋に毛の生え変わりがあり、かなり大量に毛が抜けます。これらはいずれも、正常で自然な脱毛です。


一方、普段と比較して大量に毛が抜ける場合は、ケアを必要とする疾患や病気の兆候である可能性があります。


大量の抜け毛の考えられる原因には、以下のようなものがあるよ!




その抜け毛は心配すべきものか?



ラブラドール・レトリバーやジャーマン・シェパードのように、健康でも正常でもかなり大量に脱毛する犬は存在します。問題ありやなしやを正確に判断するためには、獣医師の診察が必要です。


このほか、自分の犬の普段の状態と比べてみるのも良い方法です。1週間前や1か月前と比べたり、前の年の同じ季節で比べたりしたとき、大きく変化しているようなら、そのコにとっては、何か問題があるのかもしれません。


抜け毛に健康な光沢がないときや、毛髪下の肌に異常がないかも確認しましょう。変色や感想、鱗状になっている場合は、皮膚その他の病気が疑われます。


原因1:栄養が足りていない



大量の脱毛の第1の原因は、食生活に問題があることです。たとえ食品が最低限の品質要件を満たしていても、ペットに十分なタンパク質や栄養素が含まれていない可能性があります。


買い置きした安いペットフードを与えている場合は、栄養不足が疑われます。安いフードでは、犬が容易に消化できない(栄養にできない)成分を含んでいることがあるため注意です。高級フードを与える必要はありませんが、品種や年齢、健康状態に配慮した良い品質のものを選ぶ方が安全です。また、保存状態が悪いと品質が劣化するために、期待される栄養の摂取ができないことがあります。


原因2:ケア用品が合っていない


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image by Aqua Mechanical / Flickr


シャンプーなどのケア用品は、皮膚や被毛に直接影響します。人間用のケア用品の使用は絶対にNGですが、犬用でも合わないことはあります。また、すすぎが十分でないと、成分が肌に残ってしまい脱毛や皮膚炎の原因になりえます。


原因3:ストレス


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image by shehan peruma / Flickr


過度の脱毛はストレスによっても引き起こされます。日常生活に大きな変化があったとき(家族が増えた/減った、引っ越し、生活スタイルの変化)、手術後や病後など、ストレスによりいつもより毛が抜けることがあるのです。


この脱毛は、ストレッサーの排除またはストレスの軽減により、解消または緩和することができますが、原因がわからない場合などには、薬やサプリメント等の使用により改善が期待できます(獣医師に相談しましょう)。このとき、動物病院にいくことがストレスになっていることがわかっときは、それを踏まえて獣医師と対応を検討するようにしましょう。


原因4:皮膚の問題(寄生虫、アレルギー)


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image by burroblando / Flickr


大量に毛が抜けるだけでなく、皮膚を過剰に引っ掻いている場合は、ノミ、ダニなどの寄生虫か、それらが引き起こす皮膚の炎症や二次的な感染症によるものである可能性があります。


どの種類の寄生虫かによって、症状も対処の方法も変わります。自己判断で対処せず、必ず獣医師に確認するようにしましょう。なお、ノミやダニなどの寄生虫は、飼い主が家に持ち込むこともあります。屋内にいるペットであっても、寄生や感染の危険は同じです。


原因5:ホルモン不均衡、腫瘍、他の基礎疾患


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image by Soggydan Benenovitch / Flickr


ホルモンの不均衡も、大量の抜け毛の原因となります。出産後、授乳期、または去勢・避妊手術後に、過度に毛が抜ける犬(または犬種)もあります。


身体の様々な部分に脱毛がみられる場合や、毛の塊、皮膚の変色は、細菌感染、白癬および他の真菌感染症、甲状腺疾患、クッシング病、皮膚アレルギー、炎症性腸疾患および炎症性腸疾患、遺伝的な皮膚の問題などの可能性があります。

皮膚の色が濃くなり変色している場合は、内分泌不均衡、アレルギー、または腫瘍に関連する可能性があります。抜け毛と皮膚の変色の他に、食欲不振、過度の疲労、嘔吐、喉の渇き、排尿の著しい増加などがみられる場合は、獣医師に報告しましょう。




大量の抜け毛があった場合で、ほかに皮膚の炎症、傷、過剰な舐め・掻き、食欲不振や元気喪失が一定期間続くようなら、動物病院に連絡しましょう。問題があれば早めの対処ができますし、ない場合でも改善のためのアドバイスを受けることができます。



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