きっちり貯めてしっかり整理。リスは集めた木の実を覚えやすいように整理することが判明(米研究)

9月17日(日)9時30分 カラパイア

2_e6

 どこに何をしまったかわからなくなって毎日30分は何かを探している私の場合には、ちょっとリスに弟子入りしてくるわ。

 リスは餌の乏しい冬に備えて食べ物を集めつつ、ほかのリスや鳥などによって横取りされないようしっかりと隠しておく習性がある。未来に備えて食べ物を備蓄するだけでも十分賢いのだがそれだけではなかった。

 最新の研究によれば、彼らはそうした蓄えを大きさや種類で整理することがあるそうだ。

 これは心理学者の言うチャンク化(情報の断片を類似性などの基準でより大きな情報に統合する記憶のプロセス)という技法に似ており、管理や記憶を容易にするやり方だ。

【恐るべきリスの整理整頓能力】

 米カリフォルニア大学バークレー校の研究者は、キャンパス内で暮らしている45匹のリスを2年近く追跡調査した。

 その間、ナッツ類(アーモンド、ヘイゼルナッツ、ピーカンナッツ、クルミ)を異なるパターンで与えて、リスがそれをどのように蓄えるのか観察した。

 すると抜け目ないリスたちはそれまでと違う場所で餌を発見した場合、それを新しい場所に種類別、ときには大きさ別に隠すことが判明した。

4_e4

 「リスは人が日用品を片付けるときと同じようにチャンク化を行なっているのかもしれません。みなさんも果物ならこの棚、野菜ならあの棚といった具合に仕舞いますよね。そうすれば、タマネギが必要なときいちいち台所の棚すべてを探さなくてもいいわけです」と共著者のルシア・ジェイコブズ(Lucia Jacobs)氏。

 つまりリスはピーカンナッツの置き場所を憶えておくために苦労しないで済むわけだ。

3_e3


【リスだけじゃない、整理整頓する動物たち】

 チャンク化を用いる動物はリスだけではない。

 実験用ラットも迷路の中の餌を記憶するためにこれを行う。ある研究では、アメリカカケスがハチミツガの幼虫を隠すとき、その貯蔵場所の記憶は貯蔵したタイミングに基づいてることが判明している。

 リスのような動物にとって、毎年無数の木の実の隠し場所を憶えておくことは死活問題だ。


via:rsos. / berkeleyなど/ translated by hiroching / edited by parumo


 机の中がグチャグチャで何を入れたかわからない?冷蔵庫が魔窟?さあ、リスに相談だ。

カラパイア

この記事が気に入ったらいいね!しよう

リスをもっと詳しく

PUSH通知

緊急速報ニュース

緊急度や重要度の高いニュースが発生した際にすぐにプッシュ通知を送ります。
通知設定一覧からいつでも解除ができますのでお気軽にご登録ください。

通知設定一覧

BIGLOBE
トップへ