犬の口臭がひどい!原因と治療方法、予防策まで

10月13日(金)17時0分 わんちゃんホンポ


犬の口臭の原因とは?

猫と口を開けた犬


犬の口臭の原因は、主に「歯」と「内臓」にあります。
歯に原因があるのか、内臓に原因があるのか、しっかりと見極める必要があります。


小型犬や高齢犬は歯垢がつきやすく、口臭を防ぐためにも毎日の歯磨きが重要です。


歯磨きができなくて悩まれている飼い主さんも多いかと思うのですが、歯ブラシを使って歯を磨くこと以外にも、歯のお手入れをする方法はたくさんあります。


  • 犬の口臭の原因について
  • 歯のお手入れについて

この2つを中心にご紹介したいと思います。


犬の口臭の原因は「歯」と「内臓」のどちら?

口を開けるノーフォークテリア


歯が汚れてしまっていることによって口臭がする、これは誰もがご存知のことかと思います。


口臭の原因は歯が汚れているからだ、お口の中の環境が悪いからだ、そう感じていらっしゃる飼い主さんがほとんどだと思います。意外と知られていない口臭の原因に「内臓が悪い可能性」があります。


ガーゼやコットンやタオルなどで歯を拭ってみてください。黄色っぽいものが付着したら、それは歯垢や汚れです。


さらにニオイを嗅いでみてください。
ニオイがするならば、歯垢や汚れ、お口の中の環境の悪化が口臭の原因である可能性があります。


ニオイがしないならば、内臓に問題があり、口臭の原因になっている可能性があります。


内臓の問題が口臭の原因に…

  • 胃の働きが悪い
  • 肝臓が悪い
  • 腎臓が悪い

などが口臭の原因となる場合があります。口臭が気になったら、早めに獣医さんの診察を受けることをおすすめします。


原因が歯にある場合も内臓にある場合も早めに治療をすることで悪化を防ぐことができます。お口の中の悪いものは内臓にも行き渡ります。


お口の中の環境が悪くなってしまったものをそのまま放っておくと内臓の健康にも影響を及ぼし、やがて全身の健康を蝕んでしまいます。


犬の口臭や病気を予防するためにできること

ポメラニアン・歯ブラシと聴診器


口臭の原因が歯にある場合も内臓にある場合も、もともとの原因はお口の中の環境の悪化です。歯磨きをすることなく歯垢や歯石をそのまま放っておけば、悪化するばかりです。


口臭だけではなく、内臓の健康にも影響を及ぼし、いろんな病気を発症させます。歯がとけてなくなり、顎の骨まで溶けてなくなってしまった犬を見たことがあります。


きっと、内臓にも多くの影響を及ぼしていたのではないかと思います。そうなってしまう前にできることから少しずつ始めてみましょう。


犬の歯磨きはどうやる?

歯磨きを嫌がる犬


歯ブラシを使って歯を磨くことが苦手な犬はとても多いです。歯磨きが苦手な犬になってしまわないためには、仔犬の頃から毎日の歯磨きを習慣にすることが最も良い方法です。


今まで一度も歯磨きをさせたことがない、そんな成犬もいます。歯磨きに慣れない犬に急に歯磨きをさせようとしてもできません。稀にできる犬もいますが…。


磨けたらよく褒めてあげる

今日は上の前歯を、明日は下の前歯を、明後日は犬歯を、このように少しずつ歯磨きに慣らしていくと良いと思います。1本磨けたらよく褒めてあげる!おやつをあげる!


そうすると犬も歯磨きをすることで飼い主さんが褒めてくれることや喜んでくれることを理解できると思います。


すすぎ洗い

人は歯磨きのあとにすすぎ洗いができますが、犬はできません。歯垢や汚れを飲み込んでしまうことが心配な場合、歯ブラシで磨いたあとにガーゼやコットンやタオルで拭き取ると良いと思います。


市販の犬の歯磨き用ガーゼでもOK

うちの愛犬たちは、犬の歯磨き用として売られているガーゼで拭き取っています。ガーゼやコットンやタオルは繊維が取れにくいものをおすすめします。口の中に繊維が残ってしまったり飲み込んでしまわないようにするためです。


コツコツと歯みがきに慣れさせる

うちのミックス犬は成犬になってから家族になったため、歯磨きを嫌がり、歯ブラシを破壊するほどでした。今日は、明日は、明後日は…そして今月の目標は奥歯を磨くこと!


そうやって少しずつ慣らしていき、今では奥歯の裏側までしっかり磨けます。時間はかかってしまうかもしれませんが、少しずつ根気強く続けていけば、必ず上手に歯磨きができるようになると思います。


歯磨きにおすすめのタイミング

お散歩のあとや遊んだあと、疲れたり暑かったりすると「ヘッヘッヘッヘッ」としますよね。犬の口が自然に開いているので、無理やり口を開けさせることなく歯磨きがしやすい状態です。


うちの愛犬たちはお散歩のあとが歯磨きの時間なのですが、朝と夜の2回、歯磨きしやすいので助かっています。


ただ、歯磨きが苦手な犬は口を閉じてしまうと思います。歯磨きに慣れさせて、あまり嫌がらなくなってきた頃、無理やり口を開けさせなくて良いからおすすめのタイミング、と言えるかもしれません。


歯ブラシ以外で歯みがき

歯磨きをするダックスフンド


歯ブラシがダメ!という犬がとても多いように感じます。歯茎にチクチクして嫌なのかもしれません。


歯ブラシが苦手な場合、ガーゼやコットンやタオルなどで試してみてください。歯ブラシはダメだけど、ガーゼやコットンやタオルなら磨ける!という犬もいます。


デンタルケアと内臓のサプリメント

うちの愛犬たちは、毎日の歯磨き以外にサプリメントを利用しています。デンタルケアと内臓のケアができるサプリメントです。


私の使用方法は、錠剤タイプなのですが、粉々にして、半分を歯や歯茎に指を使って塗ります。残りの半分はごはんに混ぜて与えます。


プロバイオティクス(口腔内善玉菌)が含まれており、お口の中の善玉菌を増やすことで、お口の中の環境を整えることができるサプリメントです。


お口の中の菌が唾液や食べ物などと一緒に内臓に入ってしまった場合にもケアをしてくれます。もちろん、サプリメントを飲んでいるからといって歯磨きをしなくて良いというわけではありません。


サプリメントは薬ではなく健康食品ですが、獣医さんに相談し、獣医さんから処方してもらうことをおすすめします。


サプリメントを試してみて

  • 歯磨きのみ行うより、口臭が軽減された!
  • 歯の隙間に付いてしまっていた小さな歯石がいつの間にか取れていた!
  • 奥歯に付いてしまった歯石が少しずつ薄くなっている!

このような結果を得ることができています。
小さな歯石が取れたことや奥歯の歯石が少しずつ薄くなっているのは、歯磨きがあってこそだと思います。


まとめ

笑顔のポメラニアン


犬の口臭の原因は「歯」と「内臓」にあります。どちらに原因がある場合も、お口の中の環境が悪いことが原因です。人と同じように犬にも毎日の歯磨きが必要です。


歯磨きをしないこと


  • 歯垢、歯石
  • 虫歯
  • 歯周病
  • 口臭
  • 歯がなくなる
  • 顎の骨がとけてなくなる
  • 内臓の病気を発症する
  • 全身の病気を発症する

などを引き起こす可能性が高くなります。


ご自分では対処することができない場合、上手に歯磨きをする方法、歯磨き以外にも歯のお手入れ方法はないかなど、獣医さんに相談してみましょう。


よく、ガムを食べさせることで歯磨きの代わりにしている、という飼い主さんがいらっしゃいますが、歯磨きの代わりにはなりません。


多少の歯垢や汚れは取れるかもしれませんが、その歯垢や汚れをガムと一緒に飲みこんでしまっています。歯磨きで歯石や汚れを取り、ガムを与えた方が健康にも良いのではないでしょうか。


歯石が原因で口臭があり、全身麻酔をして歯石を取ることを検討されている飼い主さんもいらっしゃると思います。全身麻酔のリスクはとても心配ですよね。


その前にできることはたくさんあります。ついてしまった歯石は歯磨きだけでは取り除くことはできませんが、それ以上に悪化させないようにすることはできます。


うちの愛犬は軽度の歯石だったため、歯磨きとサプリメントで少しずつ改善されています。


全身麻酔をして歯石を取るのか、その前にできることをやってみるのか、獣医さんと相談しながら飼い主さんが選択してあげてください。



わんちゃんホンポ

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