散歩中、うっかりキツネの巣穴に落ちてしまった犬が3日ぶりに発見され涙の再会(イギリス)

12月14日(土)11時30分 カラパイア

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image credit:Alan Whitton/Facebook

 大切に可愛がっているペットが、散歩中に突然いなくなってしまうことほど、飼い主を不安に陥れることはないだろう。そんな出来事が、イギリスのロンドンで起こった。

 必死に愛犬の姿を探しても見つけることができなかった飼い主は、一睡もできないまま夜を過ごし、もはや最悪の事態まで想像し始めたが、3日後にようやく再会することができた。

 愛犬をギュッと抱きしめた飼い主が、安堵と喜びで感極まり涙する映像がFacebookでシェアされたが、その様子からも犬が飼い主に相当大切にされてきたことがわかる。
・ジャック・ラッセル、散歩中に走り去る

 ロンドンのレッドブリッジ区ウッドフォード・グリーンに住むアラン・ウィットンさん(49歳)は、2018年の11月に飼っていたティンカーという犬を亡くし、ジャック・ラッセル・テリアのミッツィーを飼い始めた。



 ミッツィーは、亡き愛犬を失ったアランさんの悲しみを癒す存在となり、アランさんはミッツィーをとても可愛がっていた。

 しかし11月20日、アランさんがいつものように近くの森を散歩中、大きな犬がミッツィーを追いかけるという事態が起こり、ミッツィーは怖がってそのまま逃げ去ってしまったのだ。

 突然、姿を消したミッツィーをアランさんは必死で探し回った。ちょうどミッツィーを飼い始めて1年になるが、今までミッツィーがアランさんのもとから走り去ったことは一度もなく、アランさんは心配で胸が潰れそうになりながら、日がどっぷり暮れた午後6時半頃まで探し続けた。

 それでもミッツィーは見つからず、アランさんは一旦帰宅。再び1時間後に、今度は妻と2人の子供を伴ってミッツィーの捜索を開始した。

 一家は、ミッツィーのお気に入りのおもちゃや好きな餌を置いて、姿が現れるのを待ってみたがその気配は一向になく、その日は仕方なしに帰宅するしかなかった。

・捜索を続けること2日間、最悪の事態も想定

 愛犬が見つからないまま帰宅したアランさんは、「こんな寒い夜に外にいたら死んでしまうのでは」と最悪の事態を想定し、一睡もできない夜を過ごした。

 そして翌朝、再びミッツィーがいなくなった森へ戻ったアランさん。数人の友人たちもミッツィーの捜索に協力するために森に出向いた。

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image credit:Wikimedia Commons

 しかし、10時間経ってもミッツィーを探し出すことはできなかった。

 アランさんは、行方不明犬としてミッツィーのチラシを妻に作成してもらい、森の近辺の民家に配り歩いた。

 結局、何の収穫もないまま帰宅したアランさんは、再び眠れぬ夜を過ごした。朝が来た時には、「もしかして、ミッツィーはもう見つからないのでは…」と絶望感に包まれ始めた。

 ところが、この日の朝11時頃、森の裏手に住むある犬の飼い主から連絡を受けた。その女性によると、飼い犬がキツネの巣の穴の匂いをやたら嗅ぎまわっているという。

 アランさんはすぐにその場所へ友人らと一緒に向かった。


・キツネの巣の穴に落ちていたミッツィーと3日ぶりに再会

 アランさんが、ミッツィーの好きな音の出るおもちゃを持ってキツネの巣穴へ近付くと、小さな穴からか細い犬の鳴き声がするのを聞いた。

 ミッツィーに間違いないと確信したアランさんは、連絡をくれた女性宅からシャベルを借りて早速穴を掘り始めた。

 そしてついに、ミッツィーが穴の中から姿を現した。



 アランさんは、3日ぶりに見た愛犬をしっかりと抱きしめ、安堵と喜びで感極まって号泣した。心配そうにかけよってきた黒い犬が急いで引き離されたのは、大きな犬に追われたことが原因で逃げ出してしまったミッツィーに配慮してのことだという。

もう、生きていないのかもと思い始めて絶望的になっていたので、ミッツィーの姿を見たたら信じられない気持ちと大きな喜びが溢れ出ました。まるでクリスマスの奇跡のように感じました。

 ミッツィーを獣医院へ連れて行くまで、たっぷり15分は再会の涙を流していたアランさんだが、獣医院ではミッツィーから数匹のダニを除去した以外は、怪我もなく問題ないことがわかり、再び安堵した。

 今後、このようなことが起こらないためにも、アランさんはGPS機能のついた首輪をミッツィーにつけることを考えているという。

 今回、捜索に協力してくれた全ての人に大きな感謝を示したアランさんは、「ミッツィーがいないクリスマスなんて考えられなかった」と口にし、改めて再会の喜びを噛みしめている。


追記(2019/12/14)本文を一部修正して再送します。
written by Scarlet / edited by parumo

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