フランスでも官邸に猫2匹をネズミ捕獲長として正式雇用。その他猫が公職についている国家

12月26日(火)11時30分 カラパイア

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画像はイギリス外務省勤務のパーマストン image credit:facebook

 イギリスでは70年以上も前から猫が官邸や各省でネズミ捕獲長として任務を全うしている。猫たちはネズミ問題を迅速、的確に処理しており、現在他の国家でも前向きに猫の採用を検討している。

 そんな中、フランス政府が2匹の猫を"雇用した"と正式に発表した。

【ネズミの被害から官邸などを守るため2匹の猫を採用したフランス政府】

 首相付国会担当副大臣のクリストフ・カスタネールは、大統領官邸であるエリゼ宮近くの複数のオフィスのネズミを食い止めるために、2匹の猫を導入したと発表した。

 名前はそれぞれ、ノミとノエ。これはブルターニュ公国初の統治者ノミノエの名にちなんでいる。

 内務省は、特にネズミの問題に悩まされていた。国務大臣のジャクリーヌ・グローによると、さまざまな罠を仕掛けたがうまくいかなかったという。

 残念なことにまだそのプロフィール写真は公開されていないのだが、どんな猫たちが任務に就くのか皆楽しみにしているという。

 パリにはネズミが蔓延していて、その数はこの首都に住んでいる人間よりも多いと言われている。


【英国政府の元で活躍する猫たち】

 英国政府は、ネコはネズミ問題の沈静化だけでなく、広報活動や外交に重要な役割を担うことができるとみなしている。

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 特に、パーマストンは、世界中のリーダーたちと面会している。これは外務省のサー・サイモン・マクドナルドが、彼のことを世話するだけでなく、世界中に披露しているおかげだ。

1年の間に、1匹の大きなネズミと26匹の小さなネズミを捕獲。さらに、ツイッターで42100人のフォロアーも捕獲。これは1歳の誕生日の写真

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スコーンとお茶でアフタヌーンティータイムなパーマストン氏 image credit:facebook

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マクドナルドが猫かわいがりするパーマストン氏 image credit:facebook

 ダウニング街10番地に勤務するラリーもまた、世界中で話題になっている。英国政府がバタシー・ドッグス・アンド・キャッツ・ホームから新たに採用したこの猫は、首相官邸1Fを警備している。

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ユニオンジャックのリボンを付けたラリー氏 image credit:facebook

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そのごろニャンは、ネズミのみならず人間までをもノックダウンなラリー氏 image credit:facebook

【ヨルダン大使館でも猫を正規採用】

 ほかにもイギリスの例にならっている国がある。ヨルダン大使館は今年始め、新たな採用猫についてのツイッターアカウントを作った。

 この白黒の雄猫は、第一次大戦のとき、アラブ人と共にオスマン帝国と戦ったイギリスの軍人、トーマス・エドワード・ローレンスの名にちなんで、「アブドゥンのローレンス」と名づけられた。

アンマンでパーマストンの特命全権大使に選ばれて光栄です。これはタフなインタビュー後のぼく


【ニュージーランドも猫が官邸入りしたが...】

 今年、ニュージーランド首相に就任したジャシンダ・アーダーン(37)は、選挙で勝利した後、施設から引き取った自分の愛猫、パドルズと共に新たな官邸に移り住んだ。パドルズはファーストキャットとなった。

 ところが悲しいことに、かわいがっていた茶トラのパドルズは、その後すぐに車に轢かれて亡くなってしまったのだ。

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飼い主が政権を勝ち取ったすぐ後で、パドルズは亡くなってしまった。
image credit:TWITTER/FIRSTCATOFNZ

 パドルズはニュージーランドだけではなく、世界中からとても愛されていた。彼女はその悲しみをフェイスブックに書き込み、一匹でも多くの動物たちが救われるよう、動物保護の慈善団体のための寄付を呼び掛けた。

References:.facebook / telegraphhttp://www.telegraph.co.uk/news/2017/12/21/inspired-larry-french-government-brings-two-cats-solve-rat-problem/

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