少年がサンタに託した願いは「山火事で行方不明になった猫が戻ってきますように」そしてその願いが叶う!(アメリカ)

12月27日(木)11時30分 カラパイア

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 今年アメリカ、カリフォルニアを襲った未曽有の山火事は、たくさんの人々だけでなくペットにも大きな被害を与えた。

 カリフォルニア州北部で発生した未曽有の山火事「キャンプファイア」の影響により、今年のクリスマスを自宅で祝えなかったご家庭もきっとあったことだろう。

 しかしとある一家のもとにはクリスマスの奇跡が起きていた。

 少年がサンタさんにしたお願いが叶い、山火事で行方不明になっていた愛猫が2匹とも戻ってきたのだ!
 
・山火事で行方知らずとなってしまった2匹の猫

 ベイカー一家は絶望していた。山火事により、今まで愛着をもって使ってきた家具や衣類はもちろん、自宅をすべて失ってしまったのだ。それだけではない。愛猫のオプティマスとバンブルビーの行方も分からなくなってしまった。

 一家の愛息子4歳半のタイソン君は、同じく山火事に会い、おもちゃを全部失ってしまったいとこたちに、自分のおもちゃを譲る心優しい少年だ。

 そんなタイソン君の1番の願いは「愛猫ともう一度暮らしたい。」だ。
 
 季節はクリスマスシーズン、タイソン君は一念発起してサンタクロースに手紙を書くことを決意した。

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image credit:Candice Baker

・タイソン君のサンタさんへの手紙

 ベイカー家の猫たちは黒猫のオプティマス、トラ猫のバンブルビー。あちこちから聞こえてくる不幸なニュースに心折れずベイカー家は、愛猫たちの無事を信じていたそうだ。
 
 以下がタイソン君の書いたサンタへの手紙である。
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サンタさんへ。ぼくはタイソン(4才)です。今年はできるだけ良い子でいました。なので、猫たちのためのリードとカラーをください。あとバンブルビー・トランスフォーマーのロボットをください。ぼくはサンタさんの為にクッキーとミルクを用意しておきます
image credit:Candice Baker

・大人たちによる全力の捜査活動がはじまる

 タイソン君の手紙を読んだ両親は必死の捜索活動を開始した。手がかりをつかむため、あらゆるシェルターに連絡を入れ、協力をお願いした。

 この話を知ったフィールド・ヘブン・フェリーン・シェルターは全力で協力してくれたそうだ。

 12月12日、オプティマスと思われる黒猫の保護情報が入る。しかし一言に「黒猫」といっても、ベイカー家のオプティマスかどうかはわからない。タイソン君をぬか喜びさせるわけにはいかないので、まずは父親のジョーさんが確認に行った。

 するとそこには!
 愛しのオプティマスがいたのだ。
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・まずは1匹目を発見!

 ジョーさんがオプティマスとともに帰宅すると、タイソン君は大喜びで黒猫の大親友をずっと抱きしめていたという。

 「タイソンにとってはおもちゃを失うよりも、猫たちを失うことの方が大きな大きな痛手なんです。」と母親のキャンディスさんは語った。
 
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image credit:Candice Baker

・残る1匹もついに発見!

 保護活動はまだまだもちろん終わらない。
 兄弟猫のバンブルビーがまだ発見されていないからだ。

 保護施設のスタッフ、ハイディさんは「すべての動物たちを愛する家族の腕の中に返してあげたいと思うと心から力がみなぎってくるのを感じました。」と語っていた。

 そしてその努力は実を結んだ。次の日曜日にハイディさんはベイカー家にビッグニュースをお届けすることとなる。そう。バンブルビーが発見されたのだ。
 
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image credit:Candice Baker

 「私たちはできない約束はしない主義です。キャンディスに「タイソンのために必ず二匹を届けます」と約束した時から心は決まっていました。」とハイディさん。

 こうして2匹の猫は愛する家族と再会できた。
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image credit:Candice Baker

 施設からの帰り道、タイソン君はバンブルビーから離れなかったという。バンブルビーもまた、小さな飼い主に寄り添っていた。

 ほんの少し早かったけど、タイソン君には最高のクリスマスプレゼントとなったことだろう。

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image credit:Candice Baker

 「ハイディさんや施設の皆さんのお力があり、家族がやっと再び全員顔を合わせることができました。本当に感謝しています。」とタイソン君の父親、ジョーさんはコメントを寄せている。

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image credit:Candice Baker

 物質的には足りないものもあるかもしれないけど、2018年のクリスマス、ベイカー家は心温まる幸せなひと時を過ごせたに違いない。

References: Go Fund Me/など / written by kokarimushi / edited by parumo

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