南シナ海で熱帯低気圧が発達中 台風発生の兆し
2019年1月1日(火)14時45分 ウェザーニュース
2019/01/01 14:43 ウェザーニュース
1月1日(火)12時現在、南シナ海南部で積乱雲がまとまり熱帯低気圧が発生しています。
気象庁によると、この熱帯低気圧は今後24時間以内に台風へと発達する見込みです。
▼熱帯低気圧 1月1日(火)12時
存在地域 南シナ海
移動 南西 15 km/h
中心気圧 1004 hPa
最大風速 15 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 23 m/s
▽予報 24時間後 1月2日(水) 12時
擾乱種類 台風
存在地域 南シナ海
強さ階級 ー
移動 西 15 km/h
中心気圧 998 hPa
最大風速 18 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 25 m/s
この熱帯低気圧は今後も西へと進み、タイランド湾をマレー半島方面へと進むものとみられます。日本への影響はありません。
年末年始での台風発生は珍しくはない
平年の台風発生数
もし台風が発生すれば、昨年11月22日に発生した29号以来、約1か月ぶりとなります。
普通、台風の発生が最も少なくなるのは、北半球で海水温が最も低い時期となる2月頃です。年末年始のこの時期に台風が発生することも珍しいことではありません。
実際、昨冬は2018年1月3日に台風1号が発生しており、その前の冬は2016年12月22日に台風26号が発生しています。