新潟や山形で積雪2m超 積雪の急増や吹雪に警戒
2021年1月1日(金)8時50分 ウェザーニュース
2021/01/01 08:43 ウェザーニュース
今朝にかけて北陸地方に活発な雪雲が次々に通過し、局地的に雪が強く降っています。
新潟や山形で積雪2m超
1月1日(金)7時の積雪
7時の各地の積雪は、新潟県内で湯沢168cm、魚沼市守門159cmなどと積雪1.5m以上のところも増えてきました。
7時までの6時間で山形県肘折で33cm、新潟県津南25cmの降雪がありました。積雪は山形県肘折で205cm、新潟県津南も201cmを観測し積雪2m以上となっています。
東北は大雪に加え吹雪のおそれ
元日も日本海側は雪の降りやすい状況が続きます。また、東北を中心に風が再び強まり、吹雪による視界不良となる所があります。雪も断続的に続いて、少なくとも2日(土)いっぱいは大雪に警戒が必要です。
短期間に大量の雪が降る状況で、動けなくなる車が出ると、大規模な立ち往生につながります。車での移動は極力避け、やむを得ない場合も、冬用タイヤや滑り止め、スタックした時の装備などを行い、最新の気象情報や道路交通情報、運行情報をしっかりと確認の上、慎重な行動をお願いします。
さらなる積雪の増加に警戒
1月4日(月)朝までの積雪の予想
年始も北陸や北日本の大雪は続き、特に雪の量が多くなるのは、12月中旬にも記録的な大雪となった北陸・長野北部の山沿いで、1月3日(日)にかけてさらに1m前後の雪が積もる見込みです。
雪が小康状態になるタイミイングを見計らい、屋根からの落雪や、除雪装置の取り扱いなど、安全を十分に確保した上で除雪作業を行うようにしてください。
参考資料など
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)