格差が表面化、新卒採用は本当に「売り手」市場なのか?

1月2日(木)6時0分 ダイヤモンドオンライン

ここ数年、新卒採用は空前の売り手市場といわれている。しかし、内定を複数もらう学生がいる一方で、なかなかもらえない学生がいることも確かだ。二極化する採用現場の実態を追った。


 2020年3月卒業予定の大学生・大学院生の求人倍率は、1.83倍と高い水準を維持している。実数で見ると43.9万人の求職者に対して80.4万人の求人があるということ。この数字だけを見れば、現在は超売り手市場だといえるだろう。


 しかしそれでもなお、内定を複数取れる学生と取れない学生が出てくるのは、学生と企業の間に雇用のミスマッチ(両者のニーズが一致しないこと)があるからだ。ミスマッチは大きく二つの視点から捉えることができる。


 一つは従業員規模別の求人倍率、もう一つは業種別の求人倍率だ。


 まず従業員規模別の方から見てみよう(下図参照)。従業員が5000人以上の大企業と300人未満の中小企業で、求人倍率がかなり乖離していることが分かる。



 20年卒で比べてみると、大企業の求人倍率は0.42倍と、企業の求人数が求職者の人数の半分以下となっており狭き門であることが分かる。一方、中小企業の求人倍率は8.62倍と異常に高く、深刻な人手不足に陥っている。


 学生が売り手市場だと楽観して大企業に応募が集中した結果、大企業に限っていえば買い手市場となり、優秀な学生に内定が集中する一方、一つも内定を取れない学生が続出しているのだ。





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