北陸など局地的に雪が強まる 積雪増加による雪崩や落雪にも警戒

2021年1月3日(日)6時25分 ウェザーニュース

2021/01/03 06:25 ウェザーニュース

今日3日(日)も日本付近は冬型の気圧配置が続いています。寒波のピークは過ぎているものの、北陸から北日本の日本海側にかけては雪雲が広がっていて、特に北陸周辺には発達した雪雲が見られる状況です。新潟県長岡市では5時までの6時間で25cmの新たな雪が積もり、積雪が94cmまで増加しています。
北海道や東北でも所々雪が強まり、6時間に降った雪の量は、北海道石狩市・厚田で9cm、山形県小国町で11cmを観測しました。

雪崩や屋根からの落雪などに警戒

積雪の予想

今日いっぱいはJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)の影響を受ける、北陸や東北南部で雪の強まりやすい状況が続く見込みです。この先24時間の新たな積雪は、内陸部や山沿いを中心に20〜30cmに達する予想となっています。
これまでの大雪に比べれば少ないものの、72時間に降った雪の量が、山形県大蔵村・肘折で143cm、新潟県十日町市で110cmなど、100cmを超えている所があり、雪崩や屋根からの落雪などの危険性が高い状況です。
雪が落ち着いてきたため除雪作業を行う方が多いかと思われますが、極力複数人で行い、安全を十分に確保した上で、進めるようにしてください。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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