東京都心で氷点下、今季最低の−0.2℃を観測 放射冷却で厳寒の朝
2025年1月5日(日)8時17分 ウェザーニュース

2025/01/05 08:14 ウェザーニュース
昨夜から冬型の気圧配置が崩れてきて、今日5日(日)は西日本や東日本は高気圧に覆われています。そのため晴れたエリアでは放射冷却が効いて、各地で寒い朝となりました。
今朝は東京都心では-0.2℃まで気温が下がりました。今季初めての氷点下となり、今季で最も低い気温を更新しています。
太平洋側は放射冷却効いて冷え込む
日本海側では雪や雨が降っている一方で、太平洋側では夜中から晴れて、地上付近の熱が上空へと逃げる放射冷却現象が強まりました。晴れている太平洋側を中心に今シーズン一番の冷え込みなったところが多くなりました。
東京都心以外にも、北海道陸別で−24.6℃、広島市や大分市でも−0.2℃となり、今シーズンの最も低い気温を観測しています。
空気の乾燥にもご注意を
関東や近畿など太平洋側は午前中ほど日差しが届く時間が多いものの、だんだん雲が広がります。予想最高気温は東京都心で13℃、大阪では12℃。厳しい寒さではありませんが、一日を通して冬の防寒が欠かせません。
太平洋側では空気も乾燥しやすくなっています。明日から仕事始めという方も多いかと思いますが、手洗いやうがいをしっかりと行ってインフルエンザなど感染症への対策を万全にしてください。