北海道・帯広など初積雪が大雪のおそれ 爆弾低気圧が太平洋沿岸を通過
2021年1月6日(水)17時30分 ウェザーニュース
2021/01/06 17:25 ウェザーニュース
急発達した低気圧が明日7日(木)から8日(金)にかけて北海道の太平洋沿岸を通過します。この影響で、北日本は日本海側だけでなく、太平洋側でも雪の強まる所がある見込みです。
今日6日(水)も帯広は積雪なし
6日(水)の北海道帯広市の様子
この冬になってから北海道の太平洋側は雪が少なく、帯広は統計開始以来初めて、積雪を観測せずに年を越しました。釧路も年末から年始にかけて1cmの雪が積もったのみです。今日6日(水)の段階で、十勝地方、釧路地方など太平洋側の積雪は平年を大幅に下回っています。
この冬の初積雪が大雪に
7日(木)の雪・雨の予想
明日7日(木)は低気圧の通過に伴って朝から雪が降り出し、昼前後のピークに夜にかけて断続的に降り続く見込みです。活発な雪雲が通過するタイミングでは1時間に5cmを上回るような強い降り方となることがあります。
積雪が急増し、明日の夜までに20〜30cmの大雪となる予想です。ひと冬に何度かはあるような雪の量ですが、この冬に関しては最初の本格的な積雪ですので、車などの移動時は十分に注意するようにしてください。
参考資料など
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)