爆弾低気圧と強い寒気による荒天 交通機関への影響予測(6日更新)

2021年1月6日(水)12時21分 ウェザーニュース

ウェザーニュース交通気象センター発表

2021/01/06 12:31 ウェザーニュース

ウェザーニュース交通気象センターから6日(水)発表の気象による影響予測をお伝えします。
明日7日(木)頃から低気圧が急激に発達しながら、北日本を通過するため、北日本から西日本の広い範囲で風が非常に強まる見込みです。低気圧通過後には、非常に強い寒気が日本列島に流れ込むため、9日(日)頃にかけて日本海側を中心に大雪にも警戒が必要です。
また、雪に慣れていない福岡や広島周辺などでも雪になり、一部の鉄道や高速道路、航空などの交通機関に影響が出るおそれがあります。

<鉄道>秋田・山形新幹線や西日本在来線で運転見合わせも

鉄道への影響予測

日本海側の路線を中心に暴風や雪のため、新幹線や在来線の広範囲に影響が出るおそれがあります。
特に、北日本や北陸、甲信、近畿北部、中国・四国エリアの在来線では、一部の路線で運休や運転見合わせのリスクが高まるほど雪が強まったり、暴風が吹くおそれがある見込みです。
新幹線も、秋田新幹線や山形新幹線などで、大雪や暴風の影響により運転見合わせとなるおそれがあります。雪の降り方が強い状態が続くと、三連休中の10日(日)まで影響が残るかもしれません。
電車を使っての移動を予定されている場合は、各路線会社のホームページなどで最新情報を確認するようにしてください。

<高速道路>通行止めレベルの暴風・大雪に

高速道路への影響予測

北日本や日本海側の高速道路では、7日(木)から猛吹雪や大雪により通行止めとなるリスクが高まる見込みです。岐阜県内や九州や中国四国を走る高速道路でも、山沿いの区間を中心に雪による通行止め発生の可能性があります。
雪が予想されている地域で車を運転する際は、無理に運転することは控え、高速道路・一般道に限らず冬装備を必ず準備するようにしてください。九州や瀬戸内など、普段あまり雪が積もらない地域でも、積雪により冬用タイヤ規制・チェーン規制などの影響がでる可能性があります。
また、大雪が予想されていない区間でも、沿岸部や橋梁部では風の強まりが予想されており、速度規制がかかってもおかしくないレベルです。横風にあおられないように十分に注意して、規制の有無などは高速道路会社から発表される情報を確認してください。

<航空>欠航や条件付き運航の可能性

飛行機への影響予測

雪や強まる風のため、北日本や北陸、西日本日本海側の空港を発着する便を中心に、7日(木)から欠航や条件付き運航などの影響がでるおそれがあります。
特に北陸や山陰では、8日(金)から9日(土)にかけては強い雪が降り続き、欠航になるリスクが高まります。
また、関東でも強風のため一部の便で遅延が発生する可能性があります。
飛行機による移動を考えている方は、最新の気象情報を確認するとともに、航空会社から発表されるの運航情報にも注意してください。

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