北海道に大雪警報 小樽は50cm以上の積雪増 今夜は北陸も強い雪に警戒

2024年1月7日(日)16時20分 ウェザーニュース

2024/01/07 16:16 ウェザーニュース

今日7日(日)は冬型の気圧配置となり、強い寒気の南下によって雪の強まっている所があります。北海道・小樽市では今日だけで新たに50cm以上の雪が積もり、北陸でも雪の所が増えてきました。

未明から雪雲がかかり続ける

北日本の上空5500m付近には−36℃以下の強い寒気が流れ込んでいて、局地的に雪雲が発達しました。特に北海道の後志地方は未明から活発な雪雲がかかり続けたことで、記録的な大雪になっています。
今日0時の時点で積雪が18cmだった小樽市は16時では74cmと、今日だけで56cmもの新たな雪が積もりました。統計期間が1999年以降と短いながらも24時間降雪としては観測史上1位を更新。1953年から記録が残る日降雪深でも3位の記録です。16時15分現在、小樽市などには大雪警報が発表されています。
地震被災地の北陸では断続的に雪や雨が降っていて、夕方になり少しずつ雪の所が増えてきました。石川県輪島市では1cmの積雪を観測し、新潟県の山沿いでは20cm以上の積雪増加。上越、中越の一部に大雪警報が出ました。

一晩で積雪が急増する所も

これから今夜にかけては強い寒気が最も南下するため、北陸の広い範囲で雪になる見込みです。大気の状態が不安定になって雪雲が発達し、1時間に5cmを超えるような強い雪になる所があります。地震の被害が最も多い石川県能登地方では一晩で10〜20cmの積雪が予想されるため警戒が必要です。
北海道後志地方にかかっている雪雲は寒気とともに南下傾向で、今夜は道南で雪の強まる可能性があります。また、東北でも局地的に雪雲が発達して、積雪が急激に増加する見通しです。
路面状況の悪化や強い雪による視界不良に十分注意し、夜間に車で移動をする場合はスタックに備えた準備を行ってください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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