コミケで倒れて搬送 絵師の黒碧天さんが心筋梗塞で死去 44歳
2019年1月8日(火)12時31分 BIGLOBEニュース編集部
年末のコミックマーケット(C95)にサークル参加していた絵師の黒碧天さんが心筋梗塞で1月1日に死去したことがわかった。44歳だった。黒碧天さんのブログで公表された。
黒碧天さんのブログには、「2019年1月1日に心筋梗塞の為、親族親類に看取られながら静かに息を引き取りました」と弟名義の訃報が掲載。黒碧天さんはコミックマーケット参加中に倒れ、救急隊が駆けつけるまでの間、心臓マッサージやAEDなど多くの人が救命活動を行っていたという。ブログには、「結果として、兄の復帰は叶わないものとなりましたが、あなた方のご尽力があったからこそ、私達 親類親族で兄の最期を看取れたのです。本当に、本当にありがとう」との感謝が綴られている。
近隣のサークルに対しては、長時間人通りを塞いで迷惑を掛けたとして、「近隣サークルさんへのご迷惑を常に気にしている故人の事です。皆さんにご迷惑をお掛けしたことをきっと悔いていることと思います。ここに故人に代わって、お詫びを申し上げます」と謝罪。また、持病がなく、過去に大病を患ったこともないという黒碧天さんが亡くなった理由については、締め切り前の徹夜や昼夜逆転の生活、偏った食事、喫煙などが考えられるとしている。そのため、他の絵師に対しては、「少なからずそれに近い生活を送られている方がいらっしゃるのではないでしょうか。今一度、ご自身の生活を見直して頂き、親しい人が悲しみに暮れることの無い様、心から願っております」と気遣う言葉が寄せられている。