九州 9日朝にかけて、警報級の大雪のおそれ

2021年1月8日(金)10時25分 tenki.jp

きょう8日(金)朝、九州北部は広い範囲で雪が積もっています。あす9日(土)にかけて非常に強い寒気の流れ込みが続くため、断続的に雪が降るでしょう。特に、今夜からあす9日(土)朝は雪が強まり、九州は警報級の大雪になる所が多くなる見込みです。慣れない雪道になります。歩行者や車などは積雪や凍結による転倒やスリップ事故に十分に注意し、不要不急の外出は控えた方がよいでしょう。また気温がかなり低い状態が続きますので、水道管の凍結などにも注意が必要です。

九州 今夜から9日朝、大雪のピーク

きのう7日(木)から降り続いた雪で、けさは九州北部の広い範囲で雪が積もり、交通機関に乱れがでています。午前9時現在の積雪は、佐賀市4センチ、福岡市と長崎市、熊本県南阿蘇村2センチとなっています。また、九州北部の山沿いは十数センチの積雪になっている所もあるようです。
きょう8日(金)も九州の上空にはこの冬一番の強い寒気の流れ込みが続くため、九州は各地で雪が降ったり止んだりでしょう。特に、今夜からあす9日(土)朝にかけて、一段と寒気の流れ込みが強まるため、雷を伴い雪の降り方が強まり、警報級の大雪になる所が多い見込みです。
あす9日(土)朝にかけて、さらに積雪が増え、広範囲で積雪や路面の凍結が予想されます。歩行者の転倒や車のスリップ事故など起こりやすくなりますので十分に注意し、不要不急の外出は控えた方がよいでしょう。

慣れない雪道の歩き方

雪道を歩くときは、滑りにくく耐水性のある靴で、歩幅を狭くして、ゆっくり踏みしめるように歩きましょう。また、怪我防止のために手は手袋をして外に出し、荷物はリュックや斜めかけカバンをして両手をあけておきましょう。そして、雪道を歩くときは普段以上に時間がかかります。交通機関も乱れたりしますので、時間に余裕を持ってでかけましょう。

水道管の凍結や着雪にも注意

あす9日(土)にかけてかなり気温が低い状態が続きます。朝晩は一段と冷え込みが強まり、気温は軒並み氷点下とかなり厳しい冷え込みになります。気温が-4度以下になると水道管の凍結が急増するとされています。あらかじめ水道管に厚い布や防寒材などを巻いて水道管の凍結を防ぎましょう。水道管が凍結してしまったら水道管にタオルを巻き、上からぬるま湯をかけるとよいでしょう。熱湯をかけると水道管が破裂するおそれがあり危険です。
また、湿った雪が電線に付着すると、雪の重みで電線が切れてしまうことがあります。もしもの停電に備えて、懐中電灯など用意しておくとよいでしょう。農業施設の管理にもご注意下さい。

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