東北 不要な外出控えて 交通影響警戒 14日(金)頃まで猛吹雪・大雪の恐れ

2022年1月12日(水)14時36分 tenki.jp

強い冬型の影響が14日(金)頃まで続き、東北地方では大雪や猛吹雪の恐れがあります。特に、雪や風の強まるタイミングが2回。12日今夜までと14日とみられます。立往生・除雪中の事故などに十分ご注意ください。

続く吹雪や大雪 14日(金)に再び強まる

上の表は、気象による高速道路への影響を予測したもので、赤や紫ほど影響が大きいことを示します。
東北地方は12日午後2時現在、すでに鉄道や高速道路に吹雪などによる運休や通行止めの影響が広がっています。
日本海側は今夜遅くにかけて、太平洋側(特に岩手県沿岸北部)は13日明け方にかけて猛吹雪に警戒が必要です。
あす13日(木)は、風は多少弱まる程度で収まることはなく、日本海側を中心に吹雪や大雪が続くでしょう。
14日(金)は、交通影響が再び広がる恐れがあります。
日本海で風と風がぶつかり合うことで雪雲が発達、いわゆる「JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)」が発生する見込みです。
北陸から福島県会津、山形県方面面でさらなる大雪の恐れがあります。
また、14日(金)午後になると上空の寒気も強まるため、青森県や秋田県、岩手県内陸部の山沿いでも雪が強まり吹雪く所が多いでしょう。
大学入学共通テストの始まる15日(土)、天気は一旦回復へ向かう見込みですが、
最新の予測資料では回復のタイミングが昼頃に遅れる可能性がでてきています。
それまでに降り積もった雪の影響も考えられます。日本海側で受験される方は前泊も視野に、最新の情報を確認するようにしてください。
【予想 24時間降雪量(多いところ)】
13日午前6時まで
東北日本海側 山沿い 70センチ
東北日本海側 平地  40センチ
東北太平洋側 山沿い 50センチ
東北太平洋側 平地  30センチ
13日午前6時から14日午前6時まで
東北日本海側 山沿い 50から70センチ
東北日本海側 平地  30から50センチ
東北太平洋側 山沿い 30から50センチ
東北太平洋側 平地  20から40センチ
その後も、東北日本海側を中心に断続的に雪が降り、積雪はさらに増える見込みです。
【予想 風】
12日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
東北日本海側 海上 25メートル(35メートル)
東北日本海側 陸上 23メートル(35メートル)
東北太平洋側 海上 23メートル(35メートル)
東北太平洋側 陸上 18メートル(30メートル)
13日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
東北日本海側 海上 18メートル(30メートル)
東北日本海側 陸上 15メートル(30メートル)
東北太平洋側 海上 20メートル(30メートル)
東北太平洋側 陸上 13メートル(25メートル)
【予想 波の高さ】
12日
東北日本海側 8メートル
東北太平洋側 4メートル
13日
東北日本海側 6メートル
東北太平洋側 4メートル
その後14日にかけても、大荒れや大しけのおそれがあります。

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