低気圧接近で北日本は雪や雨 強まりや雷、突風などに要注意

2024年1月14日(日)15時21分 ウェザーニュース

2024/01/14 15:17 ウェザーニュース

今日14日(日)は午後になって、北日本で雪や雨の範囲が広がってきました。夜にかけて降り方が強まり、雷や突風、雹(ひょう)などを伴うおそれもあるため注意が必要です。

低気圧が発達しながら接近

大陸沿岸で発生した低気圧が、発達しながら日本海を東に進んでいます。北海道日本海側や東北北部には低気圧前面の雪雲や雨雲が広がっている状況です。
青森県・深浦町では15時00分までの1時間に5.5mmの雨を観測しました。低気圧に向かって南から暖かい空気が流れ込んでいるため、道南や東北ではみぞれや雨の所が多くなっています。
道央や道北は雪で、道北沿岸部では1時間に2cm程の降り方の所が増えてきました。音威子府村では15時00分までの1時間に5cmの強い雪となっています。
南の高気圧との間で等圧線の間隔が狭くなり、風も強まってきました。秋田県沿岸には暴風警報、波浪注意報が発表されています。
低気圧は、夜には北海道に達する見込みです。雪や雨、風はさらに強まり、荒れた天気となるおそれがあります。今夜は早めの帰宅が安心です。

夜遅くには北陸や山陰でも雨に

14日(日)23時の雨雲の予想

低気圧からのびる寒冷前線は、今夜遅くには北陸や山陰に南下する見込みです。能登半島地震の被災地・石川県能登地方や新潟県佐渡地方にも活発な雨雲がかかり、雷を伴った強い雨の降るおそれがあります。突風や雹(ひょう)にも注意が必要です。
地震やこれまでの雨雪によって地盤が緩んでいるため、少しの雨でも土砂災害につながるおそれがあります。斜面や崖などからは離れた少しでも安全な場所でおやすみください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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