2025年最初の満月「ウルフムーン」が夜空で輝く

2025年1月14日(火)18時18分 ウェザーニュース

2025/01/14 18:08 ウェザーニュース

今日1月14日(火)は2025年最初の満月です。1月の満月はアメリカの農事暦で「ウルフムーン」とも呼ばれます。また、今夜は満月に接近する火星の姿も楽しめます。
今夜は関東や東海、近畿南部など太平洋側で夜空に輝くお月様がはっきりと見られています。

ウェザーニュースでは今年最初の満月の様子を生中継。夜空で輝く満月の映像をご覧ください。

1月の満月、英語で”Wolf Moon"

農事暦における満月の呼び方

アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。
農事暦(The Old Farmer's Almanac)によると、アメリカでは1月の満月を「ウルフムーン(Wolf Moon/狼月)」と呼ぶようです。真冬の食糧不足を嘆く飢えた狼の遠吠えにちなんで名付けられています。

満月とは

太陽、月、地球の位置関係

満月の瞬間がいつになるのかは、太陽・地球・月の位置関係によって計算ができます。
地球から見て、太陽の方向と月の方向の差(黄経差)が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されていて、およそ1か月弱で1周します。
つまり満月は、地球から見て太陽と月がほぼ正反対の方向にならぶ瞬間(太陽、地球、月の順に、ほぼ一直線にならぶ瞬間)を指します。
この位置関係の変化によって、地球から見ると月に太陽光が当たっている部分が変わるため、三日月や上弦、満月、下弦など、満ち欠けが移り変わっていくことになります。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
出典・参考
The Old Farmers' Almanac,国立天文台「ほしぞら情報」,国立天文台「暦計算室」

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