大雪や低温に関する早期警戒情報 来週

2018年1月15日(月)18時45分 tenki.jp

今週はいったん強烈な寒気は抜け、全国的に気温は高め。ただ、これは束の間となりそうです。大雪や低温に関する異常天候早期警戒情報が発表され、来週はまた広く平年より低温に、日本海側は平年より降雪量が多くなる可能性があります。

◆今週半ば気温上昇 雪どけ進める雨

強烈な寒気は抜けて、今週はこの時期としては気温が高めの予想で、厳しい寒さはなさそうです。
17日(水)は低気圧や前線の影響で、全国的に天気が崩れますが、暖かな空気が入るため、沖縄や九州から東北にかけては広く雨となるでしょう。先週の強烈な寒気の影響で、日本海側はドカ雪となり、新潟ではまだ平年の約6倍の積雪に、金沢でも3倍ほどの積雪となっています。積雪の多い所では、気温の上昇とともに雨で雪どけが進みますので、屋根からの落雪や道路の冠水などに注意が必要です。また、太平洋側を中心に雨が強まり、ザーザー降りや土砂降りの雨の所もあるでしょう。沿岸部を中心に風も強まり、荒れた天気となる所もありますので、注意が必要です。
冬場は低気圧や前線が抜けると、日本列島に急激に寒気が流れ込み、厳しい寒さに見舞われることが度々ありますが、今回は急な強い寒気の流れ込みはなく、今週末にかけてこの時期にしては寒さは控え目となりそうです。

◆来週はまた大雪、厳寒か

来週になると一気に真冬に戻りそうです。気象庁から異常天候早期警戒情報が発表されました。東北や関東甲信、北陸、東海、近畿、四国、中国、九州の広い範囲で22日(月)頃からの約1週間、沖縄は23日(火)頃からの約1週間、かなりの低温になる可能性があります。例年、一年のうちで最も寒い時期ですが、平年の平均気温より約2度ほど低くなると予想されている地域が多くなっています。
また、東北日本海側や北陸、長野県北部・群馬県北部、岐阜県山間部、近畿日本海側、山陰は22日(月)頃からの約1週間は降雪量が平年よりかなり多くなる可能性があります。7日間の降雪量が平年の2倍前後となる地域も予想されており、日本海側は再び大雪の恐れがあります。
この先、気温の大きな変化に、日本海側は路面状況の変化にも注意が必要です。

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