週間天気　明日まで大雪や吹雪に警戒　週後半は広範囲で曇りや雨

2024/01/15 05:24 ウェザーニュース

能登半島地震 被災地は積雪や土砂災害に注意

能登半島地震の被災地では明日16日(火)にかけては寒気の影響で雪が降り、風も強まります。17日(水)はいったん天気が回復するものの、週後半は雨の降る日が多くなりそうです。
被災地では、地震の揺れで地盤が緩んでいるため、雨が降ると平常時より少ない雨量で土砂災害が発生するおそれがあります。また、雪が降ると損傷した建物が積雪の重みで倒壊したり、救助活動・物資輸送への支障などが懸念されます。避難生活をされている方は、低体温症や一酸化炭素中毒等にも注意してください。

明日にかけて日本海側中心に大雪 吹雪に警戒

積雪予想　17日(水)朝まで

16日(火)にかけて冬型の気圧配置が強まり、真冬らしい強さの寒気が南下するため、北海道から山陰にかけての日本海側を中心に雪や雨が降ります。特に北陸から北日本の日本海側は大雪に警戒してください。
風も強く吹き、吹雪となって視界が非常に悪くなるおそれがあります。高速道路の通行止めや鉄道の運転見合わせなど、交通機関への影響が広がるおそれもあるため、今後の情報にご注意ください。

週後半は前線が停滞して雨に

週間予想天気図　16日(火)〜21日(日)

17日(水)は高気圧に覆われて広範囲でいったん穏やかな天気となる見込みです。ただ、18日(木)以降は大陸から前線がのびてくる予想で、西日本や東日本付近は週末にかけて雨の降るところが多くなります。
前線上に発生する低気圧の影響で、雨の降る範囲やタイミングが変わる可能性があります。随時最新の週間予報をご確認ください。

日々の気温変化にも注意

週前半は寒い日が続くものの、週中頃からは寒さの緩むところがあり、東日本や西日本では最高気温が15℃前後まで上がる日もありそうです。九州では20℃近くまで気温が上がる可能性もあります。週末は日差しが乏しく、再び冬の寒さとなる見込みです。
例年であれば寒い日が続く時期ですが、日々の寒暖差が出てきそうです。寒さだけでなく、気温変化で体調を崩さないようお気をつけください。