第160回芥川賞は上田岳弘さん「ニムロッド」と町屋良平さん「1R1分34秒」 古市憲寿さん受賞ならず「がーーーーーん」

2019年1月16日(水)18時5分 BIGLOBEニュース編集部

ニムロッド

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第160回芥川龍之介賞が16日に発表され、上田岳弘さんの「ニムロッド」(群像)と町屋良平さんの「1R(いちらうんど)1分34秒」(新潮)の2作品が受賞した。注目を集めていた古市憲寿さんの「平成くん、さようなら」は受賞を逃した。


会社役員を務める上田岳弘さんは1979年生まれで、2013年に「太陽」で第45回新潮新人賞を受賞してデビュー。2015年に「私の恋人」で第28回三島由紀夫賞を受賞、2018年に「塔と重力」で第68回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。3度目のノミネートで芥川賞を受賞した。


町屋良平さんは1983年生まれで、2016年に「青が破れる」で第53回文藝賞を受賞しデビュー。2018年の「しき」で第159回芥川賞候補になり、2度目のノミネートとなる「1R1分34秒」で受賞となった。


第160回芥川賞には、古市憲寿さんの「平成くん、さようなら」、上田岳弘さんの「ニムロッド」、鴻池留衣さんの「ジャップ・ン・ロール・ヒーロー」、砂川文次さんの「戦場のレビヤタン」、高山羽根子さんの「居た場所」、町屋良平さんの「1R1分34秒」がノミネート。注目を集めていた古市憲寿さんは受賞発表直後、「がーーーーーん」とTwitterに書き込んだ。

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