東電が小早川社長らを厳重注意 台風15号の停電対応巡り

1月16日(木)21時58分 毎日新聞

東京電力=東京都千代田区で、曽根田和久撮影

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 東京電力ホールディングス(HD)は16日、2019年9月の台風15号で千葉県を中心に起きた停電の対応に不備があったとして、小早川智明社長と送配電を担う子会社の東電パワーグリッド(PG)の金子禎則社長を厳重注意処分とした。


 ◇経営陣と経産省が「早期復旧」発表迫る


 合わせて公表した報告書では、被害把握が不十分な中で東電経営陣や経済産業省が早期の復旧見通しの発表を社内に迫り、見通しの誤りにつながったとの認識を明らかにした。


 報告書によると台風が通過した9月9日と翌10日、東電の千葉県担当幹部らが人手不足で被害把握が不十分だと会議で報告したが、東電PGの金子社長は「大規模災害や人手不足だけを理由に(3日以上の停電を)お客さまに説明するのは難しい」と発言。経産省の担当者も「人手がいないのは理由にならない」と指摘した。


 復旧見通しは、東電HDの小早川社長が最終決定し、10日夜に「11日中の復旧を目指す」と公表したが、訂正に追い込まれた。【中津川甫】

毎日新聞

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