17日月曜朝は 北海道で積雪増加 夕方以降は 北陸中心に大雪のおそれ

2022年1月17日(月)9時31分 tenki.jp

17日月曜朝は、北海道で雪の降り方が強まりました。夕方以降、18日火曜にかけては、北陸中心に大雪のおそれがあり、交通機関に影響がでる可能性があります。ふぶきによって見通しが悪くなる所もあり、電線や樹木への着雪、なだれ、路面の凍結にも、注意が必要です。

北海道 今シーズン1位の積雪の所も

17日月曜朝は、北海道付近に低気圧が進んだため、北海道は日本海側やオホーツク海だけでなく、太平洋側でも雪の降り方が強まりました。
3時間降雪量は、北海道広尾町で15センチ(7時まで)、南富良野町幾寅で13センチ(7時まで)を観測しました。また、各地の最深積雪は、札幌市で79センチ(7時観測、今シーズン1位タイ)、小樽市は89センチ(8時観測、今シーズン1位)、根室市では28センチ(9時観測、今シーズン1位)などとなりました。

17日月曜夕方〜18日火曜 北陸を中心に大雪

北海道の太平洋側では、雪は17日月曜の午前中が中心でしょう。午後は次第に弱まりますが、除雪作業は、慣れていても、必ず2人以上で、安全を確認しながら行ってください。
一方、北海道のオホーツク海側や日本海側、本州の日本海側では、17日月曜は断続的に雪が降るでしょう。冬型の気圧配置が強まるため、北陸を中心に雪の降り方が強まり、北陸では平地でも大雪になる所がありそうです。
17日6時〜18日6時に予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、
新潟県 平地50センチ・山沿い70センチ
富山県 平地30センチ・山間部60センチ
石川県 平地20センチ・山地45センチ
福井県 平地10センチ・山地40センチとなっています。
雪は、更に続いて、18日6時〜19日6時に予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、
新潟県 平地20〜40センチ・山沿い50〜70センチ
富山県 平地20〜40センチ・山間部30〜50センチ
石川県 平地10〜20センチ・山地30〜50センチ
福井県 平地10〜20センチ・山地30〜50センチです。
発達した雪雲が同じ地域にかかり続けた場合には、新潟県と富山県では、17日夜〜18日は警報級の大雪となるおそれがあります。
また、北陸だけでなく、山形県や長野県でも、雪や風が強まるでしょう。
ふぶきによって見通しが悪くなり、交通機関に影響がでることも心配されます。電線や樹木への着雪、なだれ、路面の凍結にも、ご注意ください。

雪道運転 万が一に備えての安心グッズ

雪道運転をする場合、立ち往生など万が一に備えて、次のものを用意しておくと安心です。
①防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの
暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。
②飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯
長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。
③ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン
バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。
④軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ
除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。
雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。

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